●誰かと一緒に運動する
どんなに高価なホームジムに投資したとしても、スポーツジムに入会したり、フィットネスクラスを受講したりすることを検討しよう。屋外での運動を好むなら、ウォーキングやランニングのグループに参加したり、テニスやフットサルといった社交的なスポーツを楽しんだりするとよい。身体と精神の健康を同時に向上させることができる。
●仕事と生活の境界線を確立し、守る
リモートワークの課題の1つは、常に仕事をしているように感じてしまうことだ。仕事と私生活の間に明確な境界線を引こう。可能であれば、専用のワークスペースを確保する。そして、仕事以外のバッファー(緩衝時間)を設ける。毎日決まった時間にパソコンをシャットダウンし、夜間は仕事の通知をオフにしよう。
●仕事以外の生活を豊かにする
リモートワークをする場合、仕事を唯一のつながりの源にしてはならない。趣味、学習プログラム、あるいは地域コミュニティやボランティア団体に時間を投資しよう。仕事以外の生活が豊かになればなるほど、孤立感は薄れていく。
●自然と触れ合う
自然の中で過ごす時間は、ストレスの軽減、気分の向上、集中力の強化、および睡眠の質の向上と一貫して関連していることが、さまざまな研究で示されている。屋外にいることに悪い面はない。毎日わずか20〜30分でも屋外で過ごすだけで、気分が高まり、ストレスが軽減されることが実証されている。
●誰かとランチを食べる
可能であれば、誰かとランチを共にするか、親しい友人や同僚と定期的なランチの約束を作ろう。あるいは、単に他人がいる公共の場所で昼食をとるだけでもよい。食事は本来、社交的な行為であり、その習慣を維持することが重要なのだ。
●自分の状態をセルフチェック
孤立は段階的に進行することがある。以下のような兆候に気づいたら、注意を払おう。
・モチベーションの低下
・イライラしやすくなる
・ぐっすり眠れない
・孤独やつながりの欠如を感じる
・人を避ける
・かつて楽しんでいた活動への興味を失う
これらは、他者とのつながりを再構築するか、サポートを求めるべき時期であるというサインかもしれない。
効果的なリモートワークには新しいマインドセットが必要
リモートワーカーが犯す最大の過ちは、社会的つながりを選択肢の1つ(あってもなくてもいいもの)として扱うことだ。実際はそうではない。人間関係は仕事の一部だ。
人間関係は、創造性、レジリエンス、コラボレーション、および精神的な健康を促進する。仕事のデジタル化が進み、AIが定型業務を自動化するようになっても、人間らしいつながりへのニーズが薄れることはない。むしろ、それはさらに価値のあるものになる。
リモートワークにおいて、人間関係、コミュニティ、そして共有された体験に投資することは、健康に良いだけでなく、これからの働き方において最も重要となる「人間ならではの資質」を育むことにもつながるのだ。


