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マーケティング

2026.07.20 11:15

AI検索で勝つドメインの選び方と.comと.co.jpが圧倒的な理由

stock.adobe.com

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仕事や日々の情報収集において、生成AIを活用した検索が急速に浸透している。自社ブランドやサービスがAIの回答に取り上げられることは、新たな認知獲得の手段として重要度を増す一方だ。そこで見過ごせないのが、AIがどのようなウェブサイトを信頼性の高い情報源として引用しているかという点である。ドメインの属性がAIの参照行動にどのような影響を与えているのか、WallabeeがOptyino.aiのログを元に、その傾向を探る調査を実施した。

それによると、AIの回答ログから抽出された膨大な引用URLを分析した結果、最も多く引用されていたのは「.com」で、全体の40.2%を占めている。これに「.co.jp」が35.5%、「.jp」が19.2%と続き、これら上位3つのドメイン属性だけで全体の94.9%を占める結果となった。

その一方で、非営利組織向けの「.org」の引用はわずか1件にとどまり、公共性の高い「.or.jp」や「.ac.jp」、政府機関の「.go.jp」、さらにはネットワークサービス用の「.ne.jp」にいたっては、集計期間中に1件も引用されないという極端な傾向が見られた。これは、一般企業が発信する実用的な情報のほうがAIの検索ニーズにおいて優先されていることを示しているようだ。

さらに、この引用傾向は利用するAIモデルによっても異なる。たとえばChatGPTは、「.co.jp」の引用率が44.8%と高水準を記録。「.jp」と合わせた日本国内向けドメインの引用率は68.7%に達し、国内の信頼性の高い企業情報を好んで参照する傾向がうかがえる。対照的に、Google AI Overviewでは「.com」の引用率が46.7%と高く、グローバルなドメインが優先される結果に。このように、AIモデルのアルゴリズムやデータの収集方法によって、参照するドメインの構成に違いがあるようだ。

もちろん、ドメイン属性ごとに世の中に存在する元の登録数が異なるため、ドメインの名称そのものが直接的に検索エンジンの評価を決定づけていると断言することは難しい。しかし、生成AI時代の検索エンジン最適化である「GEO」対策を見据えたとき、この結果は無視できないのも事実だ。

これから新しいWebサイトの構築やドメイン戦略の再設計を検討する仕事の現場においては、単なる「.jp」を採用するよりも、企業の信頼性を保証する「.co.jp」や世界標準の「.com」を選択する方が、生成AIに引用されやすくブランド露出を最大化させやすくなるかもしれない。

出典: Wallabee/Optyino.ai「AI引用をドメインごとに調査してみた」より

文=飯島範久

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