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健康

2026.07.17 10:15

熱帯夜の快眠は寝返りが鍵 6割が知らない放熱の科学と快眠法

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言うまでもなく、蒸し暑い夏の夜は寝苦しい。睡眠ブランドNELL(ネル)が全国の20〜50代の男女1000人を対象に行った調査では、熱帯夜は眠りが浅くなると答えた人が68.1パーセントにのぼった。また、眠れずに気分が下がるなど、どうにも困ったものだ。

さらに67.9パーセントの人が、背中や腰の汗ばみ、体のだるさを経験していた。エアコンによる寝室の温度調節は重要だが、真夏の快眠に必要なものは、それだけではなかった。

寝ている間に無意識に体の向きを変えたりする「寝返り」が、じつは睡眠の質に大きく影響している。NELLは、寝返りには、次の3つの役割があると説明している。

筋肉が硬くなるのを防ぐ
長時間同じ姿勢で座っていると腰や肩が痛くなるように、寝ている間も体を動かさずにいると筋肉が硬直し、朝起きたときに体に痛みを感じたりする。適度な寝返りは、そうしたトラブルを防いでくれる。

体にかかる圧力の負担を軽減させる
同じ姿勢で寝ていると、体の下になった部分にだけ圧力がかかり、血行不良などを引き起こす。それも腰痛や肩こりにつながり、目覚めた後に不快感を残すことになる。

布団内の空気を調整する
これこそが、真夏の睡眠に欠かせない体温調整を助けてくれる重要な動きだ。布団の中の温度が上がると、体温が下がりにくくなり、深い睡眠を妨げる。寝返りをうつことで、布団の中の温まった空気や湿気を追い出して、快適な状態を保つことができるというわけだ。

この、寝返りと体温調整の関係を正しく知っていた人は、わずかに18.1パーセント。知らないと答えた人は61.8パーセントに達した。また、このことを知っていた人のほうが、知らなかった人よりも多く、自身の寝返り不足を意識していた。

次ページ > 寝返り不足の原因と対策

文 = 金井哲夫

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