久しぶりに実家に帰ったとき、モノの多さや整理整頓がなされていない部屋を見て不安に思うことはないだろうか。高齢の親が暮らす実家では、気づかないうちに物が増え、ゴミ屋敷化してしまうケースも少なくない。これらを背景に株式会社AlbaLinkは、実家がゴミ屋敷化した経験がある418人を対象に「実家のゴミ屋敷化に関する意識調査」を実施した。
【調査概要】
調査対象:実家がゴミ屋敷化した経験がある人
調査期間:2026年7月1日~7日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:418人
最も心配なのは「将来、自分が片付けること」

子ども世代が実家のゴミ屋敷化で恐れているリスクは「将来の負担増」がトップだった。続いて「近所からのクレーム」「健康への悪影響」「虫の発生」「火事の恐れ」が続いた。
将来の負担増については「結局、最終的に処分するのは親本人ではなく、子どもの私たちなんだろうな」と懸念する30代女性や、「将来的に親が亡くなったあと、不用品を処分するのに手間と費用がかかる」と答えた40代女性、「家の中の大きなタンスやゴミを捨てる費用がどれくらいかかるのか心配」という60代以上の男性など、自分たちが片付けを担うことへの不安が目立った。
近所とのトラブルを心配する声も多く「悪臭や害獣などで周辺に迷惑をかけてしまうことを懸念している(40代女性)」「庭木や雑草が伸び放題で近隣から苦情がこないか心配(60代以上男性)」といった回答が寄せられている。
また「ホコリやカビで呼吸器系の病気になる可能性も高いと思う(20代女性)」「高齢の親が肺炎など感染症にかかることが心配(50代男性)」など健康被害を懸念する回答もみられた。
ゴミ屋敷化の理由は「体力の低下」
実家がゴミ屋敷化した理由として「体力の低下」がもっとも多く、「もったいない精神」「片付けが苦手」「買い物のしすぎ」「認知機能の低下」があとに続いた。

体力の低下については「定年して急速に足腰が弱り、管理が難しくなった(30代女性)」「以前は片付けられていたことでも負担が大きくなり、不用品を処分する機会が減って少しずつ物が増えた(60代以上男性)」との声が寄せられた。
「もったいない精神」では「壊れた物でも捨てられない」「まだ使えるから捨てられない」という回答が並び、「片付けが苦手」では「父が整理整頓を手伝っていたが介護で家を空けるようになった」「家族みんな片付けが下手」といった家庭環境を挙げる声もあった。
さらに、「捨てられないのに次から次に買う癖がある」「100円ショップなどで買いすぎてしまう」といった買い物の習慣や、「認知症になり掃除ができなくなった」「在庫があるのに買ってしまい、食材が傷んでいるかどうかも判断できなくなった」といった認知機能の低下を理由に挙げる回答もみられた。



