大学コンサルタントとしての副業を履歴書に書き加えるべきだろうか。気にしない人もいれば、批判的に見る人もいるかもしれないと思い、悩んでいる。
思い悩むことから自分自身を解放しよう。履歴書(および採用プロセスのその他の要素)に関しては、採用担当者や採用マネージャーの間でも意見が分かれるポイントが数多く存在する。例えば、履歴書は1ページに収めるべきか複数ページでもよいのか、個別のカスタマイズが必要か時間の無駄か、といった点だ。副業を履歴書に記載すべきかどうかというテーマも同様であり、どちらの決断を下したとしても、賛成する人もいれば反対する人もいるだろう。
1. キャリアストーリーの語り方を決める
したがって、自分自身のキャリアストーリーをどのように伝えるか、つまり、どの職歴を記載してどれを省略するか、履歴書やオンラインのプロフィール、カバーレターなどをどのように構成するかは、自分自身で決める必要がある。副業(第2の仕事)に関しては、以下のような検討事項が挙げられる。
- 副業の内容は本業と大きく異なるか、それとも重複しているか。
- 副業をしていることを明かすことで、勤勉さや起業家精神、多才さをアピールできるか。それとも、採用側に「本業の妨げになるのではないか」、あるいは最悪の場合「利益相反になるのではないか」と思われる懸念があるか。
- その副業に対して情熱や誇りを感じているか。それとも、キャリア構築のためではなく、単に副収入を得るための手段にすぎないか。
他人が自分をどう見るかはコントロールできないが、自分のストーリーの語り方はコントロールできる。
2. 採用プロセスの障害に先回りして対処する
もし副業を公表しないと決めた場合、万が一それが知られたときにどう説明するか。逆に公表すると決めた場合、本業をおろそかにしていないことをどのように説明するか。また、その副業を継続できるかどうかが、次に目指す仕事を選ぶ上での絶対条件になるだろうか。
副業を公表することを選択した場合は、ネットワーキングの場での「自己紹介(Tell Me About Yourself)」や面接での回答において、副業を最も効果的にアピールできるよう構成しておこう。そうすれば、懐疑的な見方をする面接官に揚げ足を取られるのを防ぐことができる。本業だけの場合よりも、副業があることでなぜ自分がいっそう魅力的な候補者になるのかを示そう。例えば、副業を通じて新しいスキル(優れたタイムマネジメント能力など)を身につけたり、本業とは異なるタイプの人々と一緒に仕事ができたりすることをアピールできる。また、本業が大手企業で副業がスタートアップ企業(あるいはその逆)である場合、多様な就業環境に対応できる柔軟性を示せるかもしれない。副業を持つことで、本業だけでは得られない、自分の専門分野に対するより広い視野が得られる可能性もある。
3. 1つの懸念事項で転職活動を停滞させない
どのような決断を下したとしても、それが正しい選択であると信じて次のステップに進もう。1つの懸念事項に囚われて転職活動を停滞させてはならない。履歴書に副業を記載したものの転職活動がうまく進まない場合、それが「副業を記載したせいだ」と決めつけるのではなく、なぜ活動が滞っているのか、原因を突き止めることが重要だ。
履歴書は採用プロセスにおける検討要素の1つにすぎない。志望する企業で働く人々やリクルーターに直接コンタクトを取っているだろうか。最初の接触の後、一緒に仕事をする可能性について話し合ったり、少なくとも有益な情報を得たりするためにフォローアップを行っているだろうか。面接やカジュアル面談に進んだ際、自信を持って説得力のある話ができているだろうか。転職活動の一面に関する仮定の疑問にこだわるのではなく、生産的な転職活動に必要な一連のアクション全体に集中できているかを確認しよう。



