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リーダーシップ

2026.07.15 09:16

カーボベルデはいかに「見いだす力」をワールドカップ戦略に変えたか

stock.adobe.com

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カーボベルデはこの夏、初めてワールドカップ出場権を獲得した。インターネットが語りたがったのは、小国についていつも語られる物語だった。応援したくなるアンダードッグ、あり得ないほどの逆境、そしておそらくは1、2試合の好ゲーム。その物語は十分に真実である。しかし、今回起きたことの中で最も興味深くない部分でもある。カーボベルデは偶然ワールドカップにたどり着いたわけではない。人口約50万人の国が持ち得る数少ない強みの1つ、すなわち大国が見るのをやめた場所を見る規律を用いて、そこへ至る道を築いたのだ。

検証する価値があるのはこの部分である。感傷的な話ではない。戦略の話だ。カーボベルデは、スペイン、アルゼンチン、その他対戦したサッカー大国に資金力で勝つことはできなかった。彼らのアカデミー、リーグ、施設、あるいは何十年にもわたる制度的投資を再現することもできなかった。できたのは、才能の見いだし方を変えることだった。最大のパイプラインに資金を投じられないなら、より優れたレーダーを築くしかない。

「ピコ」の愛称で知られるディフェンダー、ロベルト・ロペスの例を考えてみよう。2018年、ロペスがアイルランドのシャムロック・ローヴァーズでプレーしていたとき、カーボベルデサッカー連盟はLinkedInを通じて彼に連絡を取った。ポルトガル語で書かれたそのメッセージを、彼はスパムだと思い込んで返信しなかった。それから9カ月後、英語での追跡メッセージが届いたとき、彼はようやく最初のメッセージをGoogle翻訳にかけた(ロイターの取材に対し、彼は「最初からそうすべきだった」と語っている)。そこで彼は、カーボベルデが家族のルーツを通じて自分を探し出し、代表チームでのプレーを望んでいることを知った。彼は2019年に国際デビューを果たし、今ではワールドカップ代表チームの中核を担っている。

この細部はたいてい、魅力的な逸話として扱われる。だが、それ以上の意味がある。そこには、戦略全体が見える形で隠れている。ワールドカップでプレーするディフェンダーは、華やかなアカデミーの経路や伝統的なスカウティング機構を通じて発掘されたのではない。より豊かなサッカー国が探す理由のない場所を、誰かが探しに行ったから見つかったのである。これは幸運ではない。見いだす力がインフラとして機能したということだ。

インフラとしての「見いだす力」

私たちはインフラを、スタジアム、アカデミー、トレーニングセンター、ユースリーグ、メディカルスタッフ、分析部門といった、物理的で高額なものとして考えがちである。それらはすべて重要であり、小国はそれが十分にないことで苦しむ。しかしカーボベルデは、見落とされやすい別のインフラの形を示している。それは注意、記憶、粘り強さ、人間関係でできているからだ。つまり、見つけるためのインフラである。

人口が多く、サッカーのシステムが確立されている国々では、才能は自然と現れるように見えるかもしれない。選手たちはアカデミー、クラブ、大会、そして年代別の代表チームを経て、その中から最優秀の選手たちが頭角を現す。だが、それは魔法ではない。何十年もかけて構築され、大規模に資金を投じられてきた認識システムである。カーボベルデには、自国が持たない経路を通じて才能が現れるのを待つ余裕はなかった。そのため、彼らは世界中のディアスポラ(移民コミュニティ)に目を向け、他国のシステムで育成されながらも代表として招集されていなかった、カーボベルデにルーツを持つ選手たちが所属するリーグへと目を向けたのだ。

この違いは極めて重要である。同国は、使い古されて本来の意味を失いつつある「実力以上の健闘を見せた(punch above its weight)」わけでは決してない。あるリソースを別のリソースで代替したのだ。規模が足りないところは「探索」で補い、資金が足りないところは「記憶(ルーツの追跡)」で補った。広大な国内のパイプラインを持たない代わりに、カーボベルデの才能とみなす対象の定義を拡大した。その結果は奇跡ではない。小国としての戦略なのだ。

資金があることでやめてしまうこと

ここで、この教訓は大きな組織にとって居心地の悪いものになる。豊かさはしばしば、見いだす習慣を弱める。資金力で問題を解決できるとき、人はより深く探そうとはしにくくなる。すでに名声ある経路を支配していると、その経路を過度に信頼し始める。才能は、システムが見るよう訓練されてきた場所にあると見なされ、その経路の外にあるものは周縁的、危険、あるいは不可視なものとして容易に退けられる。

これはサッカーに限った話ではない。企業も同じことをする。同じ大学、フェローシップ、企業、ネットワークから採用し、それから最高の人材を見つけたと自らを称賛する。実際にそうである場合もある。だが多くの場合、すでに他の強力な機関に認められた人を採用したにすぎない。洗練、確信、推薦、知名度のある名前は無関係ではない。しかし、それらは才能そのものではない。誰かがすでに見いだされていたことの証拠である。

あらゆるリーダーにとって、より難しい問いは、自分たちの前にあるすべてのシステムによって誰が評価されてきたかではない。それらのシステムに見逃されてきたのは誰か、という問いである。競合が尊重しない場所で成果を上げているのは誰か。あなたの組織が必要とする資格、規律、流暢さ、あるいは実体験に基づく知識を持ちながら、その価値を明白にする肩書きを持っていないのは誰か。たった1通のメッセージで、あなたが築こうとしているものの中心になり得るのは誰か。

物語の下にある戦略

ソフトパワーは通常、引きつける力として説明される。力や支払いによらず、他者に自分が望むものを望ませる能力である。その定義は今も有効だ。だがカーボベルデのワールドカップでの戦いは、引きつける力の前にあるものを明らかにしている。国が称賛される存在になる前に、まず称賛に値するだけの信頼できる何かを組み立てなければならない。小さな主体にとって、その組み立てはしばしば、見いだすことから始まる。

だからこそ、この物語は単なるアンダードッグの物語よりも有用である。カーボベルデが勝ち取った愛情は本物だったが、それはより意図的なプロセスの結果として生まれたものだ。世界が寛大だったから、このチームが魅力的になったわけではない。カーボベルデが、人々を見出し、共有されたアイデンティティで結びつけ、分散していた帰属意識を組織としてのパフォーマンスへと変えるという、地味な作業を最初に行ったからこそ、チームは魅力的になったのだ。ロイターの報道によると、チームは国内の才能と世界中に散らばるカーボベルデにルーツを持つ選手たちを融合させたという。このモデルにより、チームはスペイン戦の0-0の引き分け、ウルグアイ戦の2-2の引き分けを経て、アルゼンチン戦での延長戦の末の2-3という惜敗へと導かれた。

これは設計図を伴うソフトパワーである。ブランディングキャンペーンではない。スローガンでもない。小さな者を応援してほしいという感傷的な訴えでもない。従来型の資産が少ない国が、他者が見過ごしてきた資産を見いだすことで影響力を築いたのである。注目を買ったのではない。無視しにくい存在になったのだ。

資源に乏しい者のためのプレーブック

このワールドカップが投げかける有益な問いは、小国が時折私たちを驚かせることができるかどうかではない。もちろん、できる。より重要な問いは、その驚きが目に見えるようになる前に、彼らが何をしているのかである。カーボベルデの答えは、巨人を模倣することではなかった。巨人が怠惰になっていた場所、すなわち見いだす力で競うことだった。

これは、資源に乏しいあらゆるリーダー、企業、都市、大学、運動、国家に応用できる教訓である。限られたエネルギーを、部屋の中で最も大きなプレーヤーのように見せるために費やしてはならない。最大のプレーヤーがなおざりにしてきた能力を築くのだ。彼らが探さない場所を探す。彼らが聞かない場所で耳を傾ける。彼らの威信が好奇心を失わせた場所で採用する。小さな者の優位性は、めったに規模にはない。巨人が探すことをやめられる余裕を得た瞬間に築くのをやめたレーダーにこそある。

カーボベルデはメッセージを送った。ロペスはそれをスパムだと思った。彼らはもう一度送った。

これは単なる美しいサッカーの物語ではない。戦略である。そして、影響力を買う予算を持たずにそれを築こうとする者にとって、今大会で最も重要な教訓かもしれない。

forbes.com 原文

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