リーダーシップ

2026.07.24 13:00

社内に潜むシャドーAI、なぜ優秀な社員が最高のAI活用術を隠すのか

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これは被害妄想ではなく、多くのチームにおける悲しい日常の現実だ。「チームの有効性とフラストレーションに関する調査」によると、リーダーや従業員の3分の1が、すでに他人の仕事の遅れを頻繁にカバーしていると報告している。勤勉な人がほかのメンバーの負担を静かに背負っているチームでは、時間を節約できる発見を自主的に共有することは、さらに多くの仕事を背負い込むことを意味する。そのため、すばらしい発見は個人的な秘密にとどまることになる。共有することには実際のコストがかかる一方で、それを相殺するメリットがないからだ。

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理由2:共有しても何も得られず、代償を払うことすらあるから

それでも誰かを助けたいと思う人がいるとしよう。しかし、組織の仕組みはそれを評価しない。

「従業員のフィードバックを無視するリスクに関する調査」では、改善の提案をリーダーが常に認めてくれると答えた従業員はわずか24%であり、優れた提案が常に実際の変化につながると答えたのはわずか6%にとどまった。この2つの数字を掛け合わせると、意見を表明することで期待できるリターンはほぼゼロになる。一般論として、無視されるようなプロセスに対して、なぜ自分の最高のアイデアをわざわざ提供しようとするだろうか。

しかも、状況はそれよりもはるかに悪化する可能性がある。驚くべきことに、新しいアイデアを次々と持ち込んでくる従業員は、マネージャーから陰で嫌われやすいのだ。

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1258人のマネージャーと4314人の従業員を対象としたLeadership IQのイノベーション調査によると、革新的な人材(イノベーター)特有の性質、すなわち「同調圧力に屈しない(非同調的)」であり「より良い方法に固執する」性質は、マネージャーが最も嫌う特徴であることがわかった。

彼らが好む従業員はその真逆で、信頼でき、付き合いやすい人だ。したがって、AIを声高に唱える異端者になっても「自分の評価には役立たない」という直感は、不安の表れではない。残念ながら、多くのマネージャーが実際にどう反応するかを(彼らがイノベーションを愛していると言おうとも)正確に読み取っているのだ。

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