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宇宙

2026.07.14 17:00

三大流星群のひとつペルセウス座流星群が到来、2026年は当たり年 今週の夜空

ペルセウス座流星群。2020年8月13日撮影(Jim Vajda from Oxford, Ohio, USA, CC BY 2.0 <https://creativecommons.org/licenses/by/2.0>, via Wikimedia Commons)

ペルセウス座流星群が始まる

毎夏の恒例、ペルセウス座流星群が今週、活動期に入る。米国流星学会(AMS)によれば、流星の出現は7月17日から8月24日まで続くが、最も多くの流星が流れる極大夜は8月12日夜から13日未明にかけてとなる。13日が新月のため、月明かりのない完璧な闇夜で流れ星が降り注ぐ注目の一夜となるだろう。

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スイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)が太陽系内に残した塵や破片を起源とするペルセウス座流星群は、高速の明るい流星が多く、「火球」と呼ばれる特に明るく輝く流星が時折見られることで知られている。理想的な条件の整った暗い空の下では、深夜以降に1時間あたり60~100個の流星を観測できる。流星の出現率が最も高くなるのは夜明け前だ。

ペルセウス座流星群(Gabriel Gonzalez (noctografia) /500px/Getty Images)
ペルセウス座流星群(Gabriel Gonzalez (noctografia) /500px/Getty Images)

今年は月明かりの干渉がないため「当たり年」とみていい。特に光害の影響の少ない場所では、ここ数年で最高のペルセウス座流星群が見られそうだ。なお、極大時刻(日本時間8月13日午前11時頃)の数時間前に、グリーンランド、アイスランド、スペインでは皆既日食が見られる。北米や欧州のその他地域では部分日食となる(日本では残念ながら見られない)。

満ちゆく三日月を観察しよう

今週は、日頃あまり星空を意識しない人であっても、新しい天体観測の習慣を始める絶好の機会だ。それは、新月から儚い三日月を経て、半月へと満ちてゆく月を観察することである。

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地球照を伴った上弦の細い月(stock.adobe.com)
地球照を伴った上弦の細い月(stock.adobe.com)

月は15日以降、きらめく星々を背景に夜ごと東へと移動しながら少しずつ高度を上げ、徐々に明るさを増してゆく。この動きは、月が地球の周りを約27日かけて公転しているのを反映している。

今週の星座:こと座

こと座は小さな星座だ。全天でも屈指の明るい星である1等星ベガ(織姫星、織女星)を主星とし、その傍らに暗い星がかわいらしい平行四辺形をかたちづくっている。

「夏の大三角」と、その一角を占めること座。中央左上にひときわ明るく輝くのがこと座の1等星ベガで、右下に暗い星が小さな平行四辺形を形づくっている(stock.adobe.com)
「夏の大三角」と、その一角を占めること座。中央左上にひときわ明るく輝くのがこと座の1等星ベガで、右下に暗い星が小さな平行四辺形を形づくっている(stock.adobe.com)

ベガは天文学史において特別な存在といえる。約1万2000年前、この星は「北極星」、すなわち真北を示して動かない星だった。そして約1万2000年後には、再び北極星となる。これは地球の自転軸(地軸)が円を描くようにゆっくりと揺れているために起こる現象で、この地軸の動きを「歳差運動」という。

また、ベガは「測光標準星」でもある。すべての星の明るさは、「0等星」であるベガを基準に測定される。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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