アンソロピックは、Claude Fable 5の有料会員向けプロモーションアクセスを1週間で2度目となる延長に踏み切った。これは、競合のOpenAIが「新たな標準」を打ち立てると主張する最新ChatGPTモデルを発表したことへの対応とみられる。米政府との衝突が影を落とす波乱のデビューとなった。
アンソロピックは米国時間7月12日、Xでの発表、有料会員へのメール、更新したサポートページを通じて、Claude Fable 5を7月19日まで追加料金なしで有料会員に提供すると明らかにした。
アンソロピックがFableへのアクセスを拡大するのは、7月7日に1週間限定のプロモーションを開始して以降、これで2度目である。同プロモーションでは、Claudeユーザーが週間サブスクリプション上限の最大50%を同モデルに割り当てることが認められていた。
アンソロピックによれば、ユーザーが拡大されたFableアクセスを使い切った場合でも、使用量に応じて支払う利用クレジットを購入することで、同モデルを引き続き利用できる。
今回の延長は、OpenAIがGPT-5.6を発表してからわずか3日後に行われた。同モデル群の目玉はフラッグシップモデルのSolで、同社は、コーディング、ナレッジワーク、サイバーセキュリティ、科学分野で「最先端」の結果を達成し、より低コストで「従来および競合のフロンティアモデルを上回った」と説明している。
OpenAIは、Solとその他の新モデルがコーディングタスクでアンソロピックのFableを上回ったと主張した。また、競合モデルは科学研究に関わる質問のテストに失敗したとも述べている(アンソロピックは、Fableが大半の生物学および化学のリクエストについて、以前のモデルに「フォールバック」すると説明していた)。
アンソロピックはMythosを一般公開するのか
アンソロピックは、Fableの基盤となった制限付きのフラッグシップAIモデルで、追加の安全ガードレールが施されたMythosについて、「将来的により広範に」公開する計画だとしている。ただし現時点でアクセスは、15カ国以上の約150組織に限定されている。



