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2026.07.14 08:30

マスクの資産が約6兆円減少、総額8793億ドル・約145.8兆円に──要因はスペースXの株価下落

Leon Neal/Getty Images

Leon Neal/Getty Images

米国時間7月13日、イーロン・マスクの推定資産額が9000億ドル(約145.8兆円。1ドル=162円換算)の節目を下回った。アナリストらが同社に対する強気な見方を維持している一方で、株価は上場時の公開価格に向けて下落を続けている。

13日午後の時点で、スペースXの株価は3.8%安の約140ドルをつけ、上場時の公開価格である135ドルに迫った。また、この日はテスラも3%安となった。

スペースXの株価が下落したことにより、マスクの資産額は前日比379億ドル(約6.15兆円)減の8793億ドル(約142.5兆円)となった。しかし、彼は現在も世界一の富豪の座を維持し続けており、グーグル共同創業者のラリー・ペイジ(約47兆円)やセルゲイ・ブリン(約43.4兆円)を上回っている。

マスクは現在、48億株のスペースX株、3億5000万株分のストックオプション、そして約7億株のテスラ株を保有している。

6月16日にスペースX株が225ドルを超える過去最高値を付けた際、マスクの資産額は1兆4500億ドル(約234.9兆円)だった。それ以降、同社の株価は38%以上急落した。

株価が低迷する一方で、ウォール街はスペースXに対しておおむね強気だ。レイモンド・ジェームズが同社の目標株価を800ドル、時価総額にして10兆ドル(約1620兆円)超えの水準に設定するほか、アリート・リサーチが401ドル、モルガン・スタンレーが300ドル、ゴールドマン・サックスが205ドルの目標株価を設定している。ファクトセットのデータによると、各社の目標株価の平均は236ドルだ。レイモンド・ジェームズのアナリストであるブライアン・ゲスアレは、スペースX株について、「次世代産業の土台となるプラットフォームを構築している」と評価した。

スペースXの株価は、記録的な上場を果たした6月以来、値動きが激しい状態が続いている。株価は12日上場からわずか3営業日目(IPO完了日にあたる15日の翌日)、16日に過去最高値を付けた。その後は、7月13日午後までの全17営業日のうち11営業日で下落を記録した。

一方、長年にわたりテスラに対して強気な姿勢をとるウェドブッシュ・セキュリティーズのダン・アイブスは、顧客向けのノートの中で、スペースXは「テック市場において最も差別化された資産の1つだ」と記した。アイブスはまた、スペースXは通信、ロケット開発、AIインフラの分野において「主要なハイパースケーラーになる環境が整っている」とも述べている。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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