ハリウッドの業界誌が報じた初期の集計によると、ディズニー実写映画『モアナと伝説の海』の公開初週末の興行収入は4300万ドル(約69.7億円。1ドル=162円換算)にとどまった。この成績は専門家の予測を下回ったほか、記録的な大ヒットとなったアニメ版『モアナと伝説の海2』の成功には遠く及ばない結果となった。
実写版『モアナ』は米国時間7月10日以降に北米市場の映画館で約4300万ドル(約69.7億円)を売り上げたが、ボックスオフィス・プロが予測していた4500万ドルから5500万ドル(約72.9億~89.1億円)という数字をわずかに下回った。
同作は海外市場でも苦戦を強いられており、米国外での興行収入は推定5200万ドル(約84.2億円)、世界累計でも9500万ドル(約153.9億円)となった。
バラエティ誌の報道によると、実写版『モアナ』の制作費はマーケティング費用を除いて2億5000万ドル(約405億円)と推定されており、通常、映画館側がチケット売上の約半分を受け取ることを踏まえると、同作が制作費を回収するまでの道のりは長い。
2025年の実写版『リロ&スティッチ』は約236.5億円
今回の成績は、ディズニーが手がける実写リメイク映画としては過去最低クラスの部類に入る。2025年に公開された実写版『リロ&スティッチ』が1億4600万ドル(約236.5億円)のオープニング興行収入を記録し、最終的に世界累計で10億ドル(約1600億円)以上を売り上げたことと比較すると、失望の残る結果となった。
アニメ版『モアナと伝説の海2』は週末3日間で約226.3億円
同作ではマウイ役のドウェイン・ジョンソン(ザ・ロック)が続投したものの、2024年にディズニーの記録を塗り替えたアニメ版『モアナと伝説の海2』の成績には遠く及ばなかった。アニメ版『モアナと伝説の海2』は週末3日間で1億3970万ドル(約226.3億円)、連休5日間では2億2500万ドル(約364.5億円)の興行収入を記録していた。
2016年に公開されたシリーズ第1作目のアニメーション版『モアナと伝説の海』ですら、公開初週末の興行収入は推定5660万ドル(約91.7億円)に達しており、今回の実写版を上回るヒットとなっていた。



