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2026.07.14 14:00

Wikipediaが25周年で直面する空洞化の危機、AI普及で読者激減

Ryan - stock.adobe.com

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AIアシスタントにほぼどんな質問を投げかけても、答えは瞬時に、自信たっぷりに、なんの引っかかりもなく返ってくる。しかし、その出典元が目に触れることはない。深夜に東京の図書館司書が執筆した一節や、世界規模で新型コロナウイルス(COVID-19)の動向を追跡してきたインドの医師が確認した事実など、決して顔を合わせることのない3大陸の見知らぬ人同士が議論を戦わせた一文。そのほとんどは、たった1つの場所に辿り着く。だが、利用者がその事実に気づかされることはほとんどない。
その場所こそがWikipediaであり、今年で25周年を迎えた。

四半世紀にわたり、人類史上最大の参考資料は、現代インターネットがほとんど捨て去ったもの、すなわち見知らぬ人々の無償の善意によって動いてきた。6500万本の記事。300以上の言語。約25万人のボランティア編集者。月間のページビュー数はおよそ150億回に達する。世界で最も訪問される10サイトのうち、非営利団体が運営しているのはWikipediaだけだ。そして、それがどのようにしてそこに至ったのかを、ほぼ誰も立ち止まって問おうとはしない。

その問いこそが、Wikipediaを生かし続けている人々を心配させている。「多くの人はコンテンツが魔法のように現れると思っていて、プラットフォームにコンテンツを追加するために時間を費やす、信じがたいほど献身的で寛大な人々のコミュニティが存在することを知らないのです」と、Wikipediaを運営する非営利団体ウィキメディア財団のコミュニケーション責任者、アヌシャ・アリカンは語る。彼女が主導した25周年キャンペーンは、その人々の存在を世界が忘れてしまう前に、可視化するために構築された。

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