Forbes JAPAN 2026年8月号の第2特集では、時代の変化に即した営業改革に挑む企業を表彰する「NEW SALES OF THE YEAR 2026」を特集。
営業人材の不足や顧客ニーズの複雑化が進むなか、営業生産性を高める手段としてAI活用は欠かせないものになっている。しかし、今年の受賞企業が取り組んでいたのは単なる効率化ではない。人とAIの役割を見直し、営業システムを再設計することで、誰もが成果を出せる営業体制を構築していた。
営業は今、「個人の経験」に頼る時代から、AIを使い「新たな価値を創造する」時代へと進化している。
アワード概要
営業は今、かつてない変革期を迎えている。NEW SALES OF THE YEARは、時代の変化に対応し、新たな営業モデルを切り開く企業に光を当てるアワードだ。第4回となる今年も、アドバイザリーボードの推薦と公募を通じて、IT、サービス、製造業など多様な業界からエントリーが集まった。AIによる営業改革や人材育成、顧客との新たな価値創造など受賞企業の取り組みから、営業の未来を開くヒントが見えてくる。
審査基準
1. 顧客志向に基づく営業力強化ができているか。
2. 組織力による営業活動が実施できているか。
3. データやナレッジ、AI等のデジタルを活用しているか。
1~3をもとに、効果的・独創的・先進性のある取り組みを取り入れているか。
※エンタープライズ企業(従業員1000人以上)のみに限る
結果
グランプリ セールスイノベーション賞:イトーキ
ナレッジドリブン賞:日本電気
バリューシフト賞:リコージャパン
ネクストAI賞:フリー
アドバイザリーボード

倉本由香利|パーソルホールディングス執行役員 CPrO(Chief Productivity Officercer)
東京大学理学部卒、同大学物理学修士修了。MITスローン経営大学院でMBA取得。マッキンゼー・アンド・カンパニーでは製造業を中心に営業改革や成長戦略を支援。2025年11月より現職、グループ全体の営業生産性改革を推進。

今井晶也|セレブリックス 取締役 執行役員 CMO 市場開発本部長 兼 セレブリックス営業総合研究所 所長
セレブリックス営業総合研究所所長として、法人営業・購買・AI営業の最前線で研究や情報発信を行うほか、取締役執行役員CMOとしてマーケティング戦略や新規事業開発をけん引。著書に『セールス・イズ 2:ファクトファインディング』など。

入山章栄|早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール教授
慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。 米ピッツバーグ大学経営大学院にてPh.D.取得。早稲田大学大学院早稲田大学ビジネススクール准教授を経て、19年より現職。著書に『世界標準の経営理論』など。

小川泰正|Sansan 執行役員/Sansan事業部 事業部長
2002年エン・ジャパンに入社。子会社の取締役として事業を立ち上げ。15年にSansanに入社。執行役員としてカスタマーサクセスなどをけん引し、名刺アプリ「Eight」の刷新にも携わる。23年Sansan事業の事業責任者に着任。

作田 遼|ユーザベース 上席執行役員 B2B事業 CRO
日本ヒューレット・パッカードを経て、2012年にSalesforceへ入社。16年には当時最年少でコマーシャル営業部長に就任。営業戦略の立案・実行や組織運営を担い、24年にユーザベース執行役員に就任。25年よりCRO。

嶋田 毅|グロービス経営大学院教授、グロービス出版局長
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービス参画。グロービス経営大学院や企業研修でマーケティング、経営戦略の講師を務める。『グロービスMBA』シリーズの著者。

麻野耕司|ナレッジワーク CEO兼CPO
慶應義塾大学法学部卒業後、リンクアンドモチベーション入社。2016年、国内初の組織改善クラウド「モチベーションクラウド」を立ち上げ、18年に同社取締役に就任。20年ナレッジワークを創業。著書に『NEW SALES』など。



