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ビジネス

2026.07.13 12:30

ディズニー最大の海外「金脈」は上海 利益配当が約809億円を突破

上海ディズニーランドは、ディズニーの海外リゾートの中で最も稼ぐリゾートだ(Photo by VCG/VCG via Getty Images)

非公開だった上海の配当額が、英国での開示資料で明らかに

ディズニーは米国での開示資料において個々のパークの業績を記載しておらず、中国の企業登記情報も一般には公開されていない。しかし、英国で提出された、あまり知られていない名前の企業の開示資料により、上海ディズニーランドの財務状況が明らかになった。

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米国のディズニーのテーマパークとは異なり、上海のリゾートは、メディア大手のディズニーと中国国有の上海申迪集団(Shanghai Shendi Group)による官民提携事業である。リゾート本体を所有する会社に対するディズニーの出資比率はわずか43%で、残りは申迪集団が保有している。運営会社では立場が逆転し、申迪が少数株主、ディズニーが70%を持って支配する。その見返りとして、ディズニーはロイヤルティーに加え、リゾートの営業実績に連動する運営手数料を受け取っている。

ディズニーのリゾートおよび運営会社の株式は、カリフォルニア州バーバンクにある完全子会社、WDホールディングス(上海)が保有している。同社は自らの利益から、自社を直接保有するディズニー各社へ配当を支払う。WDホールディングスの47%は、一般に公開されている財務諸表を提出しているロンドンのザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー・リミテッド(The Walt Disney Company Limited)が所有している。最近公表された最新の開示資料によると、WDホールディングスからの配当は2019年に始まり、昨年は5770万ドル(約93億4000万円)でピークに達した。筆者が先頃Daily Mailで明らかにした通りだ。

配当は2021年に60.3%落ち込んだものの、2025年は199億円に増加

これは配当全体の47%にすぎないため、このページのグラフに示すように、2025年の総額は1億2270万ドル(約199億円)となる。配当が最低を記録したのはパンデミックのただ中にあった2021年で、60.3%激減して2590万ドル(約41億9000万円)にまで落ち込んだ。その後、2023年12月にオープンした『ズートピア(Zootopia)』の新エリアの効果もあり、配当は急増した。これは、中国で大ヒットを記録した同作をテーマにした、世界初かつ唯一のテーマパークエリアだ。

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ズートピア続編が中国で1020億円を稼ぎ出す──パーク内でも260種類以上の関連商品を販売

『ズートピア』の興行収入10億ドル(約1620億円)のうち、実に23.1%が中国で稼ぎ出された。昨年公開された続編はさらに好成績を収め、中国だけで6億3000万ドル(約1020億円)を稼ぎ出し、中国史上、最も興行収入の高いハリウッド映画となった。テーマパークのこのエリアは、この人気を活かしている。

最先端の移動式シミュレーターアトラクションを備えたこのエリアには、カラフルな建物が立ち並び、窓からは映画のキャラクターのロボットレプリカが顔を覗かせている。ディズニーはパーク内で260種類以上の『ズートピア』関連商品を発売し、レストランではテーマに沿った食事を提供した。ピンク色の肉球をかたどったアイスキャンディー「ポープシクル」だけでも、すでに532トン以上が販売されている。これがディズニーの最終利益に輝きをもたらした。

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