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2026.07.12 15:00

自動車の装備・機能も「サブスク料金」を払って利用する時代に

自動車の機能や装備もサブスクリプションに(GM)

トヨタは、現在販売しているすべての車両にリモートスタート(車両に乗り込む前に離れた場所からエンジンを始動させ、車内を快適な温度にしておける機能)に必要なハードウェアとスマートキー(キーフォブ)がすでに装備されているにもかかわらず、「コネクティッドサービス」を通じて、この機能にサブスクリプション料金を課した。GMのハンズフリー(手放し)運転支援システム「スーパークルーズ」は、新車で購入してからしばらくの期間は無料で提供されるが、その後、サブスクリプションに移行する。フォードのハンズフリー運転支援システム「ブルークルーズ」も同様に、新車時から一定期間は試用期間として無料で利用できるが、その後は定額料金の支払いが必要になる。

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だが、自動車メーカーがサブスクリプションで提供するサービスは、デジタル(データ通信、音楽やナビゲーション、安全機能)サービスに留まらない。BMWは先頃、サブスクリプション方式のシートヒーターを試験的に導入し、市場の反応を確かめた。シート内部の電熱線は車両製造時に既に組み込まれているが、ユーザーはこの機能を有効化するためには定額料金を払わなければならない。BMWはまた、ハイビームアシスト(自動でヘッドライトのハイビームとロービームを切り替える機能)やリモートスタートをサブスクリプションで提供することも試みた。しかし、これらはいずれも顧客から激しい反発に遭い、このドイツの自動車メーカーは、将来的に導入するサブスクリプションを「ソフトウェアおよびサービス関連」に絞ることを余儀なくされた。

自動車メーカーが多くの機能をサブスクリプション化しようとする動きに対する反発は、ある程度、世代によって差がある。年配の購入者は、納車された時点で、車内に備わるすべてのボタンやスイッチは、永遠に自分のものになるという考え方のもとで成長してきた。一方、若年の購入者は、NetflixやSpotify、クラウド型ソフトウェアに慣れ親しんで育ち、月々の定額利用料を支払うことに慣れているため、車がサブスクリプション型プラットフォームであるという考え方に、それほど抵抗を感じない。たとえ、それによって毎月の支払負担が増えることになっても。

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翻訳=日下部博一

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