SKハイニックスの時価総額は約161兆円に到達
10日時点におけるSKハイニックスの時価総額は1兆ドル(約161兆円)に達し、同社はサムスン電子(約194兆円)に次ぐ韓国第2位、世界では第3位のメモリー半導体メーカーとなった。今年に入り、SKハイニックス株は韓国市場で222%上昇しており、昨年12月時点で2500億ドル(約40兆3800億円)をわずかに上回る程度だった時価総額は、今年5月に初めて1兆ドル(約161兆円)の大台を突破した。
世界的な半導体不足を背景に、ハワード・ラトニック商務長官はサムスン電子とSKハイニックスに対して米国でのメモリー生産を増強するよう迫ったとされる。ラトニックはマイクロン・テクノロジーのサンジェイ・メロートラCEOとの会談でも、「(マイクロンの競合を)米国に誘致したい」と述べ、「マイクロンが先頭を走っている。他社は嫉妬するだろう。彼らも追随せざるを得なくなる」と語った。SKハイニックスはすでに、インディアナ州ウェストラファイエットに先端半導体のパッケージング工場を40億ドル(約6500億円)で建設する計画を立てている。
SKハイニックスは1983年、現代(ヒョンデ)グループの電機部門である現代電子産業として設立された。同社は今年、AI需要の爆発的な高まりにより世界的な半導体不足が進む中で大きな注目を集めている。エヌビディア製半導体にも使用される高性能メモリーの分野で主導権を握る同社は、世界の広帯域メモリー(HBM)市場の56%強を占めている。エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは6月、SKハイニックスを称賛し、メモリー不足が今後数年間は続く可能性が高いことから、同社は今後もエヌビディアの最大のパートナーであり続けるだろうと語っていた。


