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2026.07.13 10:30

そもそも「データセンター」とは何か? なぜAI時代の巨大インフラとして急増しているのか

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データセンターの主な種類

データセンターと一口に言っても、その種類は単一ではない。大半は、所有者、利用者、そして規模の違いによっていくつかのカテゴリーに分類される。具体的には、エンタープライズ、コロケーション、ハイパースケール、クラウド、そしてエッジだ。とりわけ、クラウドやAI向けに構築されたハイパースケール施設が、今日の建設ラッシュの主な要因となっている。

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実際には、1つの企業が複数のタイプを同時に利用することも多いため境界線は曖昧だが、これらの分類が主要なモデルを網羅している。

エンタープライズ・データセンター

エンタープライズ・データセンターは、単一の組織が自社で利用するために建設・所有・運営する施設だ。銀行、病院、政府機関などは、機密性の高いシステムやデータを直接管理下に置くため、通常は自社の敷地内に独自の施設を保有している。

これらは通常、商業用のメガキャンパスよりも小規模で、1社のニーズに合わせたサイズに設計されている。難点はコストだ。スペース、電力、そしてスタッフの人件費をすべて自社で負担する必要があるため、現在では多くの企業が代わりにクラウドやコロケーションのスペースをレンタルしている。

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コロケーション・データセンター

コロケーション・データセンターは、自社サーバーを持ち込む複数の顧客に対して、スペース、電力、冷却設備を賃貸する施設だ。コンピューターにおける商業用不動産のようなものと考えればいい。事業者は建物、電力、冷却機能、ネットワークアクセスを提供し、テナントが内部の機器を所有する。

自ら施設を建設することなくプロ仕様の設備を利用したい企業に適しており、これらの施設は主要な通信接続ハブに集中している。大手のコロケーション事業者は専門の不動産会社であり、例えばエクイニクス(Equinix)は世界で270以上のデータセンターを運営しており、デジタル・リアルティ(Digital Realty)は300以上の施設を擁している。

ハイパースケール・データセンター

ハイパースケール・データセンターは業界の巨人だ。一握りのテック企業が、クラウドやAIを大規模に提供するために運営する巨大なキャンパスである。その「ビッグ3」は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloudであり、1つの拠点だけで数十万平方メートルに及ぶこともある。

今日の建設ブームを牽引しているのがこれらの施設であり、あらゆるタイプの中で最も膨大な電力を必要とする。事業者は、安価な電気料金、冷涼な気候、減税措置、そしてファイバー回線を追い求めており、バージニア州北部などの地域に多くが集中しているのはそのためだ。各企業が自社専用のキャンパスを運営しているため、ハイパースケーラーはハードウェアを標準化し、小規模な事業者には真似できない効率性を徹底的に追求することができる。

クラウド・データセンター

クラウド・データセンターは、コンピューティング機能をオンデマンドサービスとして提供する。顧客はハードウェアを自社で所有する代わりに、インターネット経由でサーバー、ストレージ、ソフトウェアをレンタルし、利用した分だけ料金を支払う。

クラウドとハイパースケールは重なる部分が多いが、同一の概念ではない。クラウドはサービスモデルを指し、ハイパースケールは建物の規模や運営形態を指す。現在、多くの企業が自社のソフトウェアの大半をクラウド上で実行している。スタートアップからフォーチュン500企業にいたるまで、自社で構築するよりも迅速にコンピューティング規模を拡張できるからだ。

エッジ・データセンター

エッジ・データセンターは、遅延を削減するために、ユーザーの近くに配置された小規模な施設だ。すべてのリクエストを遠く離れた巨大なキャンパスにルーティングする代わりに、即時性が求められる処理を近くで実行する。これは動画配信、ゲーム、ライブ配信、スマートデバイスなどで極めて重要となる。

多くの場合、輸送用コンテナほどの大きさしかなく、即時の応答を必要とするアプリケーションの増加に伴い、通信キャリアやクラウドプロバイダーが展開を進めている。エッジ施設はハイパースケールのキャンパスを代替するものではなく、巨大施設が重い処理を担当する一方で、「ラストワンマイル」の処理を担っている。

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