イーロン・マスクは、テキサス州のグレッグ・アボット知事との最近のインタビューで、スペースXの宇宙開発に関する極めて楽観的な予測を示した。今後5年以内に人類を月と火星に再び送り出し、今後10年以内には月面に恒久的な都市を建設するとの目標を語った。
10年以内に最大で「数万人」を月面基地に輸送したい
米国時間7月8日にショーン・ハニティーのトークラジオ番組でゲストホストを務めたアボットとのインタビューの中で、マスクは今後10年以内に最大で「数万人」を月面基地に輸送したいと述べた。ただ、マスク自身も「これまでに月に降り立ったのは12人程度にすぎないことを踏まえると、かなり途方もない数字だ」と認めている。
マスクによると、同社は今後2~3年以内に宇宙飛行士を月面に送り、その後は「そこから急速に規模を拡大」し、「月に行きたいと望む一般市民なら誰でも、月や火星に行ける」レベルにまで到達することを目指しているという。
また、同社の最終的な目標については、人々が恒久的に移住したり休暇で訪れたりできる「本格的で自給自足可能な月面の巨大都市」を建設することだと述べた。
5年以内に最初の人間を火星に送り、「うまくいけば」今後10~12年の間に数千人を送り込めると予測
その一方で、火星に人類を輸送することは、そこに到達するまでにかかる時間を考慮するとはるかに困難な目標だと述べた。それでも彼は、今後5年以内に最初の人間を火星に送り込み、「うまくいけば」今後10~12年の間に数千人を送り込むことができるとの予測を改めて示した。
2027年に最初の「AI衛星」を打ち上げ、2年以内に「大規模に」実施予定
マスクはまた、同社が掲げるもう1つの目標である宇宙空間でのデータセンター拡張についても言及し、2027年に最初の「AI衛星」を打ち上げ、今後2年以内にはそれを「大規模に」実施する予定だと主張した。



