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欧州

2026.07.10 07:30

「ロボットが戦う地上戦」、ウクライナが加速 ただ歩兵はなお必要

ウクライナ国防省情報総局隷下の外国人部隊「インターナショナル・リージョン」が開発した武装無人車両「レヒト」。2025年12月9日撮影(Oleksandr Klymenko/Ukrinform/NurPhoto via Getty Images)

ウクライナ側で戦うベラルーシ人の義勇兵部隊、カストゥーシュ・カリノーウスキ連隊のパベル・シュルメイは筆者の取材に、自身の部隊は当初、機関銃を搭載したUGVを試験運用していたものの、現在は主に兵站任務に使用しており、そこでUGVは戦場で最も明確な役割を見いだしていると語った。

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兵站から戦闘へ

ウクライナ軍は現在、昼夜を問わずロシア軍の人員を発見して攻撃できるようになっており、多くの場合、歩兵の前進に先立って敵陣地を制圧している。その際、先陣を切るのは兵士ではなくロボットであることがだんだんと増えている。

UGVが新たに担い始めている任務のひとつが、ロシア軍がますます多用している少人数の浸透グループへの対処だ。武装したUGVを用いることで、ドローンが支配する「キルゾーン(撃破地帯)」にさらに人員を送り込むことなく、こうした部隊と交戦できるようになる。

「交戦方法としてはまず、旋回銃塔を用いて敵の人員や装備を攻撃するというものが挙げられます。この方式は前線ですでに運用されています」とブレイブ・ワンのシュミリオウは説明する。「ロボットは哨戒を行ったり、陣地を保持したりすることも可能です」

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ウクライナ国家親衛隊第13ハルティヤ作戦任務旅団のラバ連隊は2月、東部ハルキウ州クプヤンシク近郊で、自爆型を含む地上ロボットや攻撃ドローンを用いてロシア軍の拠点を制圧した。歩兵は投入されなかった。

その2か月後、ウクライナ国防省は、航空ドローン、地上ロボット、歩兵をひとつの諸兵科連合システムとして統合運用する「ドローン強襲部隊」の導入を発表した

企業側も、戦場でのUGVの新たな役割を試す実験を行っている。ウクライナのRatel Robotics(ラテル・ロボティクス)社は先ごろ、低空飛行するドローンを迎撃するため、地上ロボットにネットランチャー(捕捉用の網を発射する装置)を取り付けたシステムの試験を始めた。6月には第3軍団が、AI(人工知能)を活用して航空目標を自律的に探知・追跡・迎撃できるロボット防空システムを公開した。これらは、UGVがモジュール式の戦場プラットフォームへと急速に進化していることを示す動きだ。

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翻訳・編集=江戸伸禎

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