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北米

2026.07.10 09:30

トランプ、旧型のエアフォースワンでトルコを出発するも英国でカタール寄贈機に乗り換え

Win McNamee/Getty Images

Win McNamee/Getty Images

ドナルド・トランプ大統領は、トルコのアンカラから英国へ向かう際にカタールから贈られた新しいエアフォースワン(大統領専用機)には搭乗せず、代わりに旧型機に搭乗した。しかし、英国から米アンドルーズ空軍基地に向かう復路のフライトでは再び新型機に乗り換えた。イランとの衝突が再燃する中、同機の安全性能をめぐる懸念が広がっている。

トランプは、2025年にカタールから贈答されたボーイング747でトルコのアンカラへ赴いた後、同地から出発する際には旧型のエアフォースワンを使用した。

トランプがトルコで記者団に対して説明すると同時にトゥルース・ソーシャルに投稿したところによれば、カタール製の新型機は兵士らが見学できるよう、英国・サフォークにあるミルデンホール空軍基地や欧州にある「2、3カ所」の基地に向かい、自身は旧型機で帰国するという。彼は英国への立ち寄りを「短い旅」と表現した。

ニューヨーク・タイムズの報道によると、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の開催地であるアンカラからの出発は迅速に行われ、搭乗者は離陸前に窓のシェードを閉めるよう求められた。

トランプは旧型のエアフォースワンで米空軍が駐留する英ミルデンホール空軍基地に到着した後、ワシントンに向かう際に再び新型機へと乗り換えた。

贈答されたエアフォースワンの安全管理上の改修は通常であれば数年を要するが、トランプ政権はこれを急速に進め、先週から大統領の輸送に使用し始めた。これに対し、同機には適切な防衛システムが備わっていないのではないかとの懸念が持ち上がっている。

MS NOWのセキュリティアナリストを務める元CIA職員のマーク・ポリメロプロスは、この乗り換えについて、「トランプの虚栄心を満たすプロジェクトに対し、シークレットサービスと米空軍の懇願が通った結果に違いない」と述べ、「(同機は)海外の地で本格稼働できる状態には到底ない」と言い添えた。

フォーブスは現在ホワイトハウスにコメントを求めている。

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翻訳=江津拓哉

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