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暮らし

2026.07.17 14:15

アフリカ「駐妻生活」のリアル、そして世界を飛び回る夫にさせた『ある誓い』

結婚前の「クロアチア旅行」ドブロブニクにて

海外起業をするパートナーを支えるために苦労していること:不在時のワンオペと、不測のトラブルへの不安

━━ アフリカで起業した夫を支える中で、とくに苦労されていることや、工夫していることはありますか?

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弓子: ベナンでの生活は、言語の問題やローカル市場での買い物、頻繁な停電断水など苦労を挙げればきりがないですが、一番大変なのは夫が1〜2週間、長いときは1カ月近く出張で家を空け、ワンオペ生活になるときです。しかも、そういう時に限って子供が急に高熱を出したり、長時間の停電になったりと、決まって何かしらのトラブルが起きます。現地の言葉(フランス語)での病院の手配や連れて行くオペレーションは、自分一人だとうまく対応できません。

ただ、そんな苦労はありつつも私自身が彼を「一方的にサポートしている」という感覚はあまりありません。なぜなら、夫は何かを決断するとき、どんな小さなことでも必ず一番に私に相談してくれますし、常に私と子供たちのことを最優先に考えて判断してくれるという安心感(サポート)を、私の方が日々もらっていると思えているからです。

だからこそ、私も彼をサポートするために意識していることがあります。それは、彼から「この日に出張に行きたい」「こういう仕事の予定を入れたい」と相談されたときは、よほどの理由がない限り、絶対に反対せず「行ってきていいよ」と快く送り出すことです。不在中は本当に大変ですが、そこは現地のベビーシッターさんなど周囲の手を借りながら、なんとかギリギリで回すようにしています。

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今後の人生設計・家族での決まり事:「家族は一緒に過ごす」という優先事項

━━今後はベナンからセネガルへの移転も控えていると伺いました。家族としての長期的なルールや約束事はありますか?

弓子: 元々は上の子が小学校に上がるタイミングで、その後の予定をどうするか一から考えよう、と話していました。そのフェーズが過ぎつつあり、今はアフリカの事業を継続していますが、夫は「今後、アフリカを飛び出してカルロスの名前のルーツである南米(スペイン語圏)にも進出したい」なんて、すでに次の野望を口にしていますが、私としては少し諦めの境地でもあります(笑)。

ただ、お互いに大変な引っ越し作業や、現地でのビザの手続き、子供の学校のリサーチをすべて背負ってでも、「どこへ行くにも、家族は絶対にバラバラにならず、みんなで一緒に移動する」ということだけは、共通の確固たるルールであり、一致している価値観です。

子供の成長に伴って、今後は教育環境の壁という次のチェックポイントが3年後くらいにやってくると思います。夫は会社員を辞めて挑戦している身なので、妻としては「私は自分の人生をあなたにベット(賭け)したのだから、この選択が間違っていなかったことをビジネスで証明してね」とハッパをかけています。彼はいつも感謝を言葉にしてくれますし、家族を一番に考えて環境を整えてくれるので、これからもその約束を信じてついていくつもりです。

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