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海外

2026.07.16 14:15

アフリカの村で起業、欧州Viva Techで日本企業初ファイナル! 47歳気炎の源

事業概要:インターネット不要の「物理的な箱」で拓くアフリカの未来

━━ 現在取り組まれている事業について、未経験の方でも直感的に理解できるよう教えていただけますか?

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カルロス:例えるなら「飛行機の中のWi-Fi」です。機内でスマホをWi-Fiに繋ぐと、インターネットそのものには接続されていなくても、航空会社が用意した映画やゲームが楽しめますよね。私たちはあの仕組みを、通信環境のないアフリカの農村で展開しています。

具体的には、Wi-Fiルーターとサーバーを一体化した「物理的な箱(約1キロサイズ)」を村にポンと置くんです。すると、その周辺にWi-Fi電波が飛び、村人たちは自分のスマホから箱の中のサーバーにアクセスして、映画、音楽、ゲーム、さらにはEC(電子商取引)サイトまでを完全無料で利用できるようになります。

Wi-Fiルーターとサーバーを一体化したデバイス「デジタルハブ」
Wi-Fiルーターとサーバーを一体化したデバイス「デジタルハブ」

━━インターネットに繋がっていないのに、どうやってコンテンツの更新やデータの回収をしているのですか?

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カルロス:そこが私たちの「泥臭いオペレーション(Operational Excellence)」の肝です。村の箱に溜まった利用データや、新しいコンテンツの入れ替えは、すべてUSBメモリを介して行います。

具体的には、バイク便で村からインターネットのある都市部までUSBを運び、データをアップロード・ダウンロードして、また村へ持って帰る。つまり、数日遅れでインターネット空間と同期させているわけです。

「理論上は誰でもできる」と言われますが、実際に誰もやらない領域に挑戦し、現地で泥臭いオペレーションをしながら、データを取得して与信などの分析やサービスへ繋げている点に、私たちの圧倒的な独自性がありますし、結果として非常に高い参入障壁になっています。また、ネットに繋がっていないからこそ、情報漏洩のリスクが極めて低いセキュリティの高さも強みです。

次ページ > 300社の落選を越えた「泥臭い」ブランディング

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