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ビジネス

2026.07.13 10:15

日本で最も多い会社名ランキング、1位はアシスト

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国税庁の法人番号公表データによると、日本には現在、500万社を超える企業があるが、その社名には面白い傾向が見られる。法人データベース・プラットフォームを運営するCompalyze(カンパライズ)は、全国の社名を集計し、日本でもっとも多い会社名などを公表した。

カンパライズが対象とした全国502万社のなかで、もっとも多い社名は「アシスト」だった(法人格を除いた完全一致による検索)。株式会社アシスト、アシスト株式会社など、アシストを商標とする企業は全国に1603社ある。次に多いのが「ライズ」。これに「サンライズ」、「アドバンス」、「トラスト」、「ワイズ」、「フロンティア」などが続く。

面白いことに、上位11位まではカタカナのみの表記だ。じつは、カタカナだけの社名は28パーセント(全国に約139万社)あり、近年、増加傾向にある。それに対して漢字の社名は46.8パーセントと今も主流だが、減少傾向だ。カタカナのほかに、アルファベットを含む英字社名が17.2パーセント、ひらがなを含む社名が5.1パーセントと、脱漢字化が進んでいる。

カタカナの社名が多いのは、情報技術、広告・マーケティング、専門サービス、メディアなど、今どきの業種だ。かたや、建設、物流、農業ではカタカナのみの企業名は少なく、これらの保守的な業種では、◯◯建設、◯◯運輸、◯◯ファームなど、社名に事業内容を説明する言葉が入ることが多い。Compalyzeは、こうした「説明型」と、IT企業に多いカタカナだけで印象に訴える「ブランド型」の2パターンに社名が分かれると説明している。

社名の文字数は、もっとも多いのが4文字。◯◯商事、◯◯運輸などを連想すれば納得だ。カタカナ社名でも、3〜5文字が中心となる。平均は6.04字だが、3〜5文字がボリュームゾーンだ。

法人格による傾向も見られる。カタカナのみの社名は株式会社で33.1パーセント、合同会社で27.8パーセントとなっている。合同会社は外資の日本法人や資産管理会社が多いのだが、意外にもカタカナ社名は少なめとなった。

地域による違いもある。カタカナのみの社名は、東京(37.9パーセント)、大阪(34.0パーセント)、神奈川(33.7パーセント)と都市部に多いが、高知で19.1パーセント、鹿児島で20パーセント、島根で20.4パーセントなどと地方では少ない。地名や業種を入れ込んだ説明型の漢字社名が地方では選ばれやすいとのことだ。

「社名は会社の最初のプロダクト」だとCompalyzeは言う。また「会社が世の中に対して最初に発する一言」でもあると指摘している。これから起業しようという人は、この調査結果を参考にしてほしい。社名には、覚えやすく、会社の理念や事業を明確に表す一言が求められる。独自性を重視するなら、アシストは避けたほうがいいかもしれない。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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