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リーダーシップ

2026.07.08 08:18

女性リーダーが切り拓く、多様性あるリーダーシップの未来

Adobe Stock

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これまでのキャリアにおいて、私は会議室に入るたびに、そこに誰がいて誰がいないのかを本能的に見極めてきた。これは、リーダーの立場にある多くの女性が無意識のうちに身につける習性である。席についているのは誰か、発言しているのは誰か、そして誰の視点が議論の方向性を決めているのかに気づくのだ。しかし、そこには偏りがあることがあまりにも多い。

アイデアを交わし、関係を築き、将来の機会を創出するためのリーダーシップ開発の場でさえ、女性の比率は依然として低い。これは今に始まったことではない。多くの女性が、男性が圧倒的多数を占める環境で長年にわたりキャリアを築いてきたが、だからといってこの現状を指摘しなくてよいわけではない。なぜなら、その場に誰がいるかは、単なる議論の内容にとどまらず、これからのリーダーシップのあり方そのものを左右するからだ。

リーダーシップの場における「多様性」の重要性

リーダーが成長し、つながり、意見を交わす環境は、その思考プロセスや学びの対象、人間関係の構築に影響を与える。こうした場は、議論が終了した後も長きにわたり、意思決定のあり方を左右することになる。

こうした場で女性が少数派にとどまると、その影響は積み重なっていく。共有される視点は減り、築かれる関係も減り、次世代へと引き継がれる道筋も細くなる。

その結果は数字にも表れている。現在、女性は労働力の過半数を占めているにもかかわらず、経営幹部に占める割合は約4分の1にとどまり、有色人種の女性になるとその割合はさらに低下する。

時間の経過とともに、その偏りは取締役会から執行部、さらには組織が世に送り出す方針や製品にいたるまで、あらゆる場所に現れるようになる。

私自身、イースターシールズのような全国規模の非営利団体を率いる中で、多様な視点が意思決定をいかに強固にするかを実感してきた。優れたアイデアが単一の視点から生まれることは滅多にない。それは、対話や問題提起、そして自分とは異なる世界の見方をする人々から生まれるものだ。リーダーが「誰を参加させるか」に自覚的であって初めて、イノベーションは起こる。

女性リーダーが果たすべき責任

既存のシステムに目を向け、変革が必要だと主張するのは容易であり、実際に変革は必要だ。しかし、変化はリーダー個人の選択によってももたらされる。すでにリーダーの地位にある女性には、現状を変えるための特別な責任と機会がある。それはメンターシップから始まるが、それにとどまらない。他の女性を積極的に後押し(スポンサー)し、機会があれば推薦し、通常ではアクセスできないような場に引き入れ、その成果を目に見える形にし、女性が少数派である場であっても彼女たちの声が届くようにすることが求められる。

これまでの経験から、才能だけでは十分ではないことを学んだ。機会へのアクセス、人目に触れること、そして擁護してくれる人の存在が重要なのだ。そして多くの場合、それらは誰かが扉を開けるという決断を下すことによってもたらされる。

リーダーが今すぐ始められること

非営利分野と企業分野の双方のリーダーにとって、これは今すぐに取り組める課題である。リーダーシッププログラムであれ、パネルディスカッションであれ、幹部会議であれ、多様な参画が偶然に実現することはほとんどない。「誰が欠けているか」を主体的に問いかけ、それを是正するための行動を起こす必要がある。

また、女性のリーダーシップ開発に対して、継続的かつ目に見える形で投資することも意味する。エグゼクティブ教育への参加を促し、次世代のリーダーが経験を積めるキャリアパスを整え、そうした機会が単に「存在する」だけでなく、本当に「手が届く」ものにすることで、永続的な影響を与えることができる。

さらに、「メンターシップ」と「スポンサーシップ」の違いについて、より自覚的になる必要がある。メンターシップは助言を与えるものだが、スポンサーシップは機会を創出するものだ。意思決定の場で誰かを擁護し、本人の能力を伸ばすような重要な役割に推薦し、普段なら入れないような場へのアクセスを支援することを指す。

そして、この取り組みは一朝一夕には進まない。多様な参画を広げるには、持続的な関心、着実な実行、そしてどこに依然としてギャップが存在するかを検証し続け、それに対処しようとする姿勢が必要である。

生涯にわたる実践としてのリーダーシップ

全国規模の組織を率いてきた中で得た最大の学びの一つは、リーダーシップとは固定されたものではないという気付きだ。それは、学びや内省、そして公私にわたる新たなつながりを継続的に築き、共有していくことによって、時間をかけて形成されるものである。

だからこそ、互いに学び続けることが極めて重要なのだ。それは私たちに刺激を与え、視野を広げ、より効果的な指導力を発揮するよう促す。同時に、それは私たちの世界を形作っている多様なリーダーたちのあり方を反映したものであるべきだ。なぜなら、リーダーシップの形や声は、決して一つではないからだ。

より強い組織、より強いコミュニティ、より強い成果を望むのであれば、テーブルにより多くの声が必要であり、それを実現しようとするリーダーがより多く必要なのだ。私はその一人であることを誇りに思う。

forbes.com 原文

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