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キャリア

2026.07.09 12:00

週55時間以上の労働で心疾患のリスク1.17倍に 燃え尽きずに成果を出す仕事術

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仕事でコンスタントに高い実績を出し続けるために、常に人一倍努力する必要はない。むしろ、現実的に持続可能な方法で働き続けることが、その秘訣になる。

優れた実績を上げながら、「ガス欠」の状態に陥ってしまう者は多い。ガス欠に陥る原因は、それまでのペースが持続できなくなりつつあることを示す、初期の兆候を無視することにある。

ここで目指すべきは、自らに課す基準を下げることではなく、基準を維持しつつ、健康や長期的な実績の維持を犠牲にせずに済む働き方を構築することだ。

状況が悪化する前に、過労の初期兆候を認識するには

燃え尽きが突然起きることはめったにない。たいていの場合、見逃しがちな小さな前兆を伴いながらも、ひそかに進行しているものだ。

慢性的な疲労感や、集中力の減退、怒りやすさ、あるいは、簡単なタスクをこなす時にも普段より気力が必要になる、といったことが兆候になり得る。また、以前は熱意を持っていたはずの仕事に気乗りがしない、あるいは、休息後も疲れがなかなかとれない、といった変化が起きる人もいる。

ここで重要なのは、これらの兆候を、弱点ではなくデータとして扱うことだ。問題に気づいたら、さらに悪化するまで放置してはいけない。

まずは一歩引いて、「重圧が増している要因は何か?」と問いかけてみよう。仕事量が多い、優先順位が不明瞭になっている、非現実的な期待がかかっている、といったことはないだろうか? できるだけ早く対応すれば、疲労困憊した状態がデフォルトになる前に、手を打ちやすくなる。

「持続可能な生産性維持」を基準に仕事量を見直す

高い実績を出すために肝心なのは、実際に成果に向けて物事を前進させる要素に集中的に取り組むことだ。持続可能な仕事量の見極めは、自身が担当しているなかで最もインパクトが大きいタスクを特定し、それに集中的に労力を投下するところから始まる。逆に、すべてのタスクを「緊急度が高いもの」として平等に扱うのは禁物だ。

こうしたことに役立つ発想の切り替え方としては、複数あるタスクを3つのカテゴリー、つまり、「絶対にやるべき」「重要」「可能ならやる」に分類する習慣をつける、というものがある。タスクの仕分けが済んだら、真に注意を向けるべきものが何なのか、本音ベースで考えてみよう。

プロフェッショッナルであれば、それぞれのタスクについて、「これは意味ある結果に直接つながっているか?」と問いかけるだけで、不必要なタスクを削減できることに気づくケースが多いはずだ。これは、無理をして頑張るのが当たり前になるのを防ぎつつ、継続的に良い結果を出すためのリズムを構築するのに役立つ。

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翻訳=長谷睦/ガリレオ

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