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北米

2026.07.07 08:00

トランプ大統領がメローニ首相を再び挑発、写真とともに「接近禁止」との文言

Evan Vucci - Pool/Getty Images

トランプとメローニの確執

両首脳をめぐっては6月、主要7カ国(G7)首脳会議の後にトランプが「メローニから一緒に写真を撮ってほしいと懇願された」と主張したことで物議を醸していた。トランプはNBCニュースの取材に対し、メローニがどうしても写真を撮りたがっていたと述べ、「断ることもできたが、彼女がかわいそうに思えた」と語っていた。また、トランプはメローニが自身の「大ファン」であるとした一方で、彼女にはファンになってほしくはないとも述べた。その理由として、「彼女はNATOと一緒でホルムズ海峡の件で協力しなかった」ことを挙げている。

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イタリア政府はこのトランプの発言に対して即座に猛反発し、予定されていたアントニオ・タヤーニ外相の訪米も急遽中止される事態となった。メローニもトランプの発言に「呆然とした」と述べ、「自身の同盟国」に対して無礼な振る舞いをするトランプを非難した。また、「結局のところ、こんな事は今回が初めてではない」とも述べている。こうした批判にもかかわらず、トランプはトゥルース・ソーシャルへの投稿で、メローニが「何度も何度も」頼んできたと再度述べ、メローニは「イタリア国内での人気低迷に苦しんでいる」とも主張した。

ともに右派ポピュリズムの政治家として知られるトランプとメローニの関係は、今年初頭、トランプがイラン紛争に協力しない欧州のNATO同盟国を批判したことから軋み始めた。メローニが最初にトランプを批判したのは、トランプがイラン紛争を批判したローマ教皇レオ14世に怒りの矛先を向けた後のことだった。カトリックの最高指導者に対するトランプの攻撃は「受け入れられない」ことだとメローニが非難すると、トランプは彼女のコメントに「衝撃を受けた」と述べ、「彼女には勇気があると思っていたが、私の間違いだった」と言い放った。

NATO首脳会議は7日と8日にトルコの首都アンカラで開催される予定だが、NATO同盟は今、極めて危うい局面の最中にある。イラン紛争への協力を拒否していることを理由に、トランプがNATOを繰り返し攻撃の標的にしているためだ。首脳会議にはトランプとメローニの両名が出席を予定しているほか、他の主要加盟国の首脳や、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領、韓国のイ・ジェミョン大統領らも出席する見通しだ。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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