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ビジネス

2026.07.07 17:15

海外も注目! 自動運転技術が道路よりも使える場所と使い方はここだ

――生徒たちの評判はどうですか?

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「生徒は若い人たちが多く、デジタルネイティブなので好評です。すぐに受け入れてくれて飲み込みが早いです。70項目以上で評価されるので、自分の運転が何が良くなかったかを客観的に振り返ることができるため、学習効果が出やすいです」

――一方で、人口減少により、地方の自動車学校は維持が難しくなっていて、1991年のピーク時と比較して16%減少で1250校というデータがあります。ただ、教習所が減ってしまうと、免許証が取得できないので、地方在住者にとっては不便極まりないです。そこはどう考えていますか?

「運営を維持できなくて、学校同士の統合が行われていますが、自宅から通える距離ではなくなると不便になります。効率化をどうしたらいいか、古い業態が変革を起こせば、日本全体が変わっていくと考えています。全国の教習所1250校のうちAI教習所を導入する教習所が、有名なイノベーター理論の数字と似ていて驚きました。イノベーター理論だと最初に導入するのは全体の2.5%で、次に導入するのが流行に敏感なアーリーアダプターで13.5%と言われます。まさにその順番で導入が進んでいます」

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――海外からも注目されていると聞きます。

「特に中国は規制そのものがなかったり、規制を変えるのが早かったりするので多いです。中東も同様です」

――運送会社など自動車学校以外の企業と事業統合されている理由は?

「政府が推進しようとしているアドバンスト・エッセンシャルワーカーをご存知ですか? 医療や介護、物流・運輸、食品生産・販売、公共サービスなど、社会基盤の維持に欠かせない職業に従事するエッセンシャルワーカーが、AIやロボットを使って、高い生産性と付加価値を生み出すことです。

例えば、エッセンシャルワーカーが生産性をいかに上げるかと考えた時、こういうことも視野に入れられます。自動車学校の閑散期は10月と11月です。この時期は観光シーズンであり、バス会社は運転手が足りない。バス会社、運送会社、教習所と、繁忙期が異なるので、運転手さんの多能工化ができるようになると、かなりの年収の指導員兼ドライバーが生まれるのではないかと思っています」

新しい社会のあり方は地方から始まっているのだ。

文=藤吉雅春

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