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2026.07.09 13:15

「デジタル化が遅いから辞めます」製造業の若手が明かす離職の本音

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製造業で働く若手社員は、現場業務のデジタル化を強く望んでいる。それどころか、職場のデジタル化がなかなか進まない企業からの離職を考える若手も少なくない。だが、デジタル化が進むなら、このまま今の会社で働き続けたいとも思っている。

現場帳票システム「i-Reporter」を提供するシムトップスは、1〜3年以内に製造業に新卒入社した若手社員108人を対象に、若手社員の離職に関する実態調査を実施した。それによると、現在勤めている会社が、入社前に想定していたよりもデジタル化が進んでいないと感じた若手社員は、「かなりそう感じた」が21.3パーセント、「ややそう感じた」が48.1パーセントと、非常に高い割合を占めた。

デジタル化が進んでいないと感じた人に、現場業務のどこが遅れているかを尋ねると、もっとも多かったのが「手作業で数値やデータを別の書類・システムに転記」する工程だった。次いで、「過去の記録を紙のファイルから探す」、「電話やFAXでの報告・連絡」、「集計や報告書の作成を手作業で行う」、「押印・承認のために出社や書類のやり取り」などがあげられた。絵に描いたようなアナログ環境だ。生成AIの普及など別次元の話に聞こえる。

笑いごとでは済まされない。期待を裏切られた若手社員のうちじつに76.9パーセントは、複数の企業から内定をもらっていた場合、入社前にそのことがわかっていたら、もっとデジタル化が進んだ別の企業を選んでいたと答えている。

また、現在の会社で離職を考えたことがある若手社員は71.3パーセントにのぼるが、「現場業務のアナログさ・デジタル化の遅れ」が理由の3位に入った。

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文 = 金井哲夫

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