
ところが、もし現場のデジタル化が進んだならば、今の会社で働き続けたいかを尋ねると、64.8パーセントがそう思うと答えている。この調査結果は、現場のデジタル化さえ進めれば、若手の採用と定着の課題は大幅に改善できることを示している。

ちなみに、現場業務のデジタル化が進んでいないと感じている若手社員たちは、その原因として、予算不足、ベテラン社員が紙やアナログのやり方を変えたがらない、経営層の理解や関心が低い、今のやり方で問題ないと考えられている、などの理由をあげた。
デジタル化を阻む最大の問題は、上層部の変化を嫌う姿勢のようだ。デジタル化の本当の価値がわかれば予算もつこうというもの。今のままでいいと自分たちは思っていても、やがて新卒の応募は減り、若手社員も離れていってしまう。反対に、デジタル世代の彼らにデジタル環境を与えれば、水を得た魚のように活躍するはずだ。いよいよ頭を切り替える時期が来ている。


