現在、大きな注目を集めている動画広告市場。
1万円以内で動画広告が制作できるプラットフォームが日本に上陸した。
安く、早く、シンプルに誰でも動画広告を作成できるサービスが、日本の 中小企業や個人のマーケティング活動を変えるかもしれない。
低価格動画作成サービス「Shakr(シェイカー)」を運営する韓国シェイカーメディアは9月、ヤフーと提携し、動画制作サービス「Yahoo!ビデオクリエイター」を共同構築すると発表した。
シェイカー創業者のデービッド・リーは「韓国では、制作費が安くなったため、地元のピザ店や生花店が街のスクランブル交差点でCMを流し、売り上げを伸ばした例もある。日本でもこれを実現したい」と話す。
シェイカーの魅力は、利用者とデザイナーをつなぐ仕組みと、手ごろな価格設定にある。同社と無料で契約したデザイナーが 動画テンプレートを提供し、利用者は気に入ったテンプレートを使い簡単に動画を作成することが可能。気に入ったら、5,000円から1万円と格安で購入できる。デザイナーには使用料の70%が支払われる仕組みだ。
同社に投資をした米ベンチャーキャピタル・SV Frontierの鈴木陽三CEOは「シェイカーの日本上陸は大きなインパクトを与えるはずだ」と期待する。