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宇宙

2026.07.06 17:00

地球は今週、太陽から最も遠ざかる なのになぜ「猛暑」なのか?

ドイツ南西部バーデン・ビュルテンベルク州ジークマリンゲンで、猛暑をしのぐため頭からペットボトルの水を浴びる男性(Thomas Warnack/picture alliance via Getty Images)

南半球では季節が逆転

7月の南半球は、北半球とは逆に太陽から離れる方向に傾いている。そのためオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アルゼンチンなどの国々では、北半球が夏を迎えるタイミングで冬が訪れる。北半球に天文学上の夏の到来を告げる6月の夏至は、南半球では冬至となる。

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1月になると、状況は逆転する。地球は近日点付近にあって太陽との距離は最も短い状態だが、北半球は太陽から遠ざかる方向に傾いているため、寒くなるのだ。

季節が生じる仕組みを示した図。北半球で冬が始まるときに地球は最も太陽に近づき(近日点)、夏に最も遠ざかる(遠日点)。(MARK GARLICK/SCIENCE PHOTO LIBRARY/Getty Images)
季節が生じる仕組みを示した図。北半球で冬が始まるときに地球は最も太陽に近づき(近日点)、夏に最も遠ざかる(遠日点)。(MARK GARLICK/SCIENCE PHOTO LIBRARY/Getty Images)

距離もわずかに影響する

遠日点では、太陽光が届くまでの距離が長くなるため、近日点に比べれば地球が受け取る太陽エネルギーはわずかに少なくなる。だがその影響は、地軸の傾き、日照時間、太陽光の当たる角度がもたらす季節的な影響よりもはるかに小さい。

つまり、地球と太陽との距離も関係がないわけではないが、どちらの半球が太陽の側に傾いているかという条件ほど大きく作用はしないのである。

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今後の夜空の楽しみ

7月7日を過ぎると、星空観察にうってつけの暗い夜空がやってくる。8日は下弦の月で、夜半にならないと月が昇ってこない。16日(木)までは月明かりを気にすることなく星空観察が楽しめるので、街明かりのないところへキャンプに出かけるチャンスだ。7月は夜空の見どころがたくさんある。

7月9日:日没後、金星としし座の1等星レグルスが約1度の距離まで大接近
7月11日~12日:未明~明け方、欠けゆく細い月がおうし座のプレアデス星団(すばる)、火星と共演
7月17日:夕方~宵の空で月齢3の月が金星の近くに美しい弧を描き、毎年恒例のペルセウス座流星群が始まる
7月29日:沈む夕日と入れ替わりに「バックムーン」の満月が昇る
7月31日:「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」と「やぎ座α(アルファ)流星群」が極大を迎える

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天の川が見ごろに 「流星群の季節」が始まる7月の夜空

さらにその後の注目点として、8月12日には天文ファンが見逃せないイベントが2つある。グリーンランド、アイスランド、スペインの一部で皆既日食が起こり、北米や欧州の一部では部分日食が見られる。その夜、ペルセウス座流星群が月のない暗い空の下で見ごろとなる。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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