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2026.07.06 16:00

アップルが大勝負、折りたたみiPhoneの初回生産目標を1000万台に引き上げか

stock.adobe.com

アップルはiPhone Foldの価格をいくらに設定するのか

IDCは2025年12月、アップルの折りたたみ端末の開始価格(starting price)が2400ドルになると予測した。

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2400ドルという開始価格は、折りたたみ市場の最上位に位置する。Counterpoint Research(カウンターポイントリサーチ)のデータによると、2026年に2000ドルを超える価格が想定される折りたたみスマートフォンは全体のわずか2%だ。多くは1600〜2000ドルの間に収まり、この価格帯が折りたたみ出荷全体の58%を占めると予測されている。

IDCの見立てどおりなら、アップルはブランド力と、良質なハードウェアを安定的に投入してきた実績によって、追加コストへの懸念を和らげられると踏んでいることになる。悪くない狙いだ。折りたたみ機に数千ドルを投じる層は、そもそも熱心な愛好家だ。

カウンターポイントのリズ・リーの言葉を借りれば、折りたたみ端末は「価格にあまり左右されないアーリーアダプターや、生産性・効率性・より優れたモバイル体験のために対価を払う用意のあるプレミアム層を引き寄せている」。

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iPhone Foldにおける値下がり問題はどうなるか

ここから先は、直視しづらい数字が並ぶ。価格比較サイトSellCellが公表した調査によれば、折りたたみ端末は12カ月で平均64.6%価値が下落する。SellCellはこの平均下落率をもとに、iPhone Foldの価格が2000ドルなら1年後にはおよそ708ドルまで下がり、1292ドルを失うと試算した。ただし価格が2500ドルになれば、この絵はさらに厳しくなる。

同じ「折りたたみ端末の平均下落率64.6%」を当てはめると、2500ドルのiPhone Foldは12カ月後に約885ドルの価値になり得る。1年で1615ドルを失う計算だ。

反論としては、アップルは他のどのメーカーよりも価値が落ちにくいという点が挙げられる。折りたたみでもiPhone並みの残価率を実現できれば、2500ドルでも損失はここまで劇的ではなくなるかもしれない。

数週間以内に投入とされるサムスンGalaxy Z Fold 8の影響

iPhone Foldの登場はまだ数カ月先とされる一方、サムスンのGalaxy Z Fold 8は数週間以内に投入される模様だ。サムスンが設定する価格は、アップル初の折りたたみを巡る議論の方向性をほぼ確実に左右する。仮にサムスンが1999ドルを維持し、アップルが2400ドルで登場するなら、1000万台の生産目標は最初の本格的な試練に直面する。

forbes.com 原文

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