【重要】会員機能一時停止とサイトメンテナンスのお知らせ

起業家

2026.07.06 10:20

起業の本質はAI時代も不変 成功者が必ず守る「1つのルール」

stock.adobe.com

stock.adobe.com

2026年は「10倍創業者」の年と呼ばれている。AIツールが企業の構築、テスト、スケールにかかる時間を大幅に短縮しているからだ。テクノロジーの話題が飛び交う中、多くの人が起業の方法を模索している。しかし、重要なのは、イノベーションが起業の「方法」を変えても、「理由」は変わらないということだ。成功するためには、ビジネスは問題を解決しなければならない。私はこのことを身をもって知っている。会社を立ち上げようとしたのではなく、問題を解決しようとしたことが、まさに私を起業家へと導いたからだ。

ビジネスプランではなく、問題から始める

多くの人が自分のボスになりたいという理由で起業する。その気持ちは理解できる。特に、多くの人が足元の安定を奪われたと感じている今の時代においては。しかし、自分のための仕事を作る目的で起業することは、最も困難な道だと私は考えている。現実には、起業家には本当の意味での「仕事」はない。会社に対する責任があり、それは多くの仕事を持つことを意味する。

私はビジネスを持つことを志したことは一度もなかった。弁護士になり、懸命に働き、パートナーになる——それが私の描いていた王道だった。事務所を辞めて会社を立ち上げることなど、計画にはなかった。では、何が変わったのか。私は消費者の問題を発見し、それが非常に興味深いものだったため、解決することに全力を注ぐようになったのだ。

問題の発見は好奇心から始まる

法律事務所に入所したとき、どの分野で働きたいか、働きたくないかを聞かれた際、私は断固として答えた。「ヘルスケア以外なら何でもやります」と。しかし、結局私が配属されたのはまさにヘルスケア部門だった。事務所のヘルスケア部門が活況を呈し始めたタイミングで引き込まれたのだ。「ヘルスケア以外なら」と言っていたのに。しかし、業界経験がなかったことはむしろ幸いだった。先入観なく、新鮮な目で問題を見ることができたからだ。

リサーチを進める中で、医療提供者から「困った患者」の話を数多く聞いた。なぜケアの指示に従わないのか。なぜフォローアップの予約を入れないのか。全員が困った患者であるはずがない。では、何が問題なのか。私は、患者が従うべき明確なプロセスが存在しないことに気づいた。典型的な消費者経路の問題だった。業界は患者のジャーニーを理解しておらず、その過程で患者を支援し、介入し、サポートするインフラも存在しなかった。これが、私がヘルスケアナビゲーション事業を立ち上げたときに解決しようとした問題だった。

問題の「なぜ」を解き明かす好奇心——疑問を投げかけ、その背後にある構造的な理由を探る姿勢——は、起業においてもリーダーシップにおいても、私が繰り返し立ち返るものだ。実際、この種の好奇心こそが、起業家が持ちうる最も重要なツールだと私は主張したい。ビジネスはシード資金やビジネスプラン、エンジェル投資家からのコミットメントから始まるのではない。解決すべき問題から始まり、その後にすべてが続くのだ。

2026年に起業するには? 1999年と大きく変わらない

2026年の創業者が利用できるツールは驚異的だ。AIはタイムラインを圧縮し、ワークフローを自動化し、ほぼすべてのコストを削減できる。しかし、人々がどんな問題の解決を必要としているかを教えてくれることはない。それこそが起業の核心にある問いであり、決して失われることのない起業家精神の人間的側面を証明している。解決すべき問題を見つけ、そして自分自身に問いかけてほしい。「この問題を解決するのにふさわしいのは自分か」と。もしそれが、どうしても見過ごせないほど心を捉える問題であれば、答えはおそらくイエスだ。

forbes.com 原文

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事