インデ・ナバレッテとマイケル・ジョンストン主演の大ヒットホラースリラー『オブセッション 災愛』(原題:Obsession)が、週末にまた新たな興行収入の節目を達成した。
YouTube出身の映像作家カリー・バーカー(『Milk & Serial』)が脚本・監督を務めた『オブセッション 災愛』は、ハリウッドにおける2026年最大のサクセスストーリーといっても過言ではない。製作費75万ドル(約1億2100万円。1ドル=161円換算)のこの作品が最初に大きな成功を収めたのは、2025年のトロント国際映画祭でフォーカス・フィーチャーズに約1500万ドル(約24億1500万円)で買い付けられたときだった。
クーパー・トムリンソン、ミーガン・ローレス、アンディ・リクターも出演する『オブセッション 災愛』は、ベア(ジョンストン)がニッキー(ナバレッテ)に「世界の誰よりも自分を愛してほしい」と願ったことから、致命的で思わぬ結末を招いていくという、ねじれた物語を描いている。
本作は米国時間5月15日に北米3016館で公開され、初週末に1710万ドル(約27億5300万円)という見事なオープニング成績を記録。その後4週連続で週末興行収入が初週末の成績を上回り続けた。
6月8日には、フォーカス・フィーチャーズの配給作品として歴代最高の興行収入を記録した。それから1週間とたたないうちに、全世界興行収入が1999年のインディーホラーの名作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を超え、映画祭買い付け作品として史上最高の興行収入を達成した。インフレ調整前の数字で、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は1999年に全世界で2億4830万ドル(約394億9300万円)を記録していた。
『オブセッション 災愛』の世界興行収入、累計約648億8300万円に
プレミアムビデオオンデマンド(PVOD)でのデジタル配信開始から5日、『オブセッション 災愛』は栄冠のリストをさらに伸ばした。Deadlineによると、今週末『オブセッション 災愛』は北米2640館で推定530万ドル(約8億5300万円)を稼ぎ、米国内興行収入は2億4530万ドル(約394億9300万円)に達した。
米国外での興行収入1億5770万ドル(約253億9000万円)と合わせると、7月5日時点での『オブセッション 災愛』の全世界興行収入は4億300万ドル(約648億8300万円)となった。
また『オブセッション 災愛』は、PVOD配信開始から数日で、米国の主要デジタルプラットフォーム3社、Apple TV、Fandango at Home、プライム・ビデオの配信ランキングですでにトップに立っている。
ホラースリラー『Backrooms』、全世界興行収入約563億円に到達
『オブセッション 災愛』は、この夏の世界興行を席巻するインディーホラー2作のうちの1作目にあたる。もう1作はYouTubeクリエイターのの監督ケイン・パーソンズによる、リミナルスペースを題材にしたホラースリラー『Backrooms』だ。同作品は公開前の予測を覆し、5月29日〜31日のオープニング週末に8140万ドル(約131億500万円)を記録した。
『Backrooms』エクステンデッド・カット版も公開
その後A24配給のBackroomsは、米国内で1億9040万ドル(約306億5400万円)、米国外で1億5930万ドル(約256億4700万円)を稼ぎ、全世界興行収入は3億4970万ドル(約563億200万円)に達している。週末には、オリジナル版に16分を追加した『Backrooms』エクステンデッド・カット版が公開され、国内で330万ドル(約5億3100万円)を稼いで国内興行収入ランキング7位となった。6位は『オブセッション 災愛』だった。



