【重要】会員機能一時停止とサイトメンテナンスのお知らせ

暮らし

2026.07.06 18:00

相性が良くても「別れる」二人の特徴、402組の研究が明かす関係維持の条件

stock.adobe.com

stock.adobe.com

長続きする関係についての一般的なストーリーは、相性の合う相手を見つけ、恋に落ち、そのまま関係が自然に前へ進んでいくといったものだ。相性が土台となり、うまく選べた結果としてコミットメントは自然に生まれる。だが、関係性の科学は何十年にもわたって、その図式を複雑にしてきた。

相性は出発条件だ。関係の初期段階では非常に重要だが、その後の長い年月に何が起こるかを説明できる範囲は、驚くほど小さい。時間を超えて関係を支えるのは、より意図的な何かであり、そしてはるかに壊れやすい。

長期的なコミットメントを研究する心理学者は、関係に投資し続けるカップルと、ゆっくりと「空虚なコミットメント」へと漂っていくカップルを分けるパターンを見いだしている。空虚なコミットメントとは、関係の将来に対する心理的な投資がほとんどないまま、一緒にい続ける状態を指す。その漂流を避けるカップルは、単に相性が良いわけではない。彼らはコミットメントの捉え方を違う形で扱い、それを継続的に行っている。多くの場合、本人たちはそれを自覚していない。

恋愛における「本当のコミットメント」とは何か

多くの人はコミットメントを二者択一として扱う。つまり、やるか、やらないか。約束をし、その約束は何かが壊すまで効力を持つ。この枠組みは安定しているように感じられるが、コミットメントを「過去の決断」として位置づけ、「現在の実践」として扱わないため、関係の停滞へと至る比較的確実なルートになりがちだ。関係を、継続的に更新されるものではなく、すでに決着のついたものとして扱ってしまう。

動機づけ心理学で最も堅牢な枠組みの1つである自己決定理論は、自律的動機づけと統制的動機づけを明確に区別する。これを恋愛関係に当てはめると、自律的動機づけとは、心からそうしたいから一緒にいることであり、その関係が自分の価値観や、自分が主体的に選び取っている人生と整合しているから続けるという意味である。対照的に、統制的動機づけとは、別れることのコストが大きすぎる、混乱が大きすぎる、恐ろしすぎると感じるために留まることを意味する。どちらも人を関係の中に留める。だが、その関係に本当に関与し、貢献し、その中で成長し続けるのは、片方だけである。

次ページ > 関係から「本当のコミットメント」が欠けたときに起きること

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事