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2026.07.06 08:30

小型宇宙ロケット打ち上げなどのロケット・ラボが株価急騰、その波に乗る価値はあるのか

gguy - stock.adobe.com

ニュートロン・ロケットが長期戦略を描く

こうした数字を支えているのは、2つの速度で動く事業である。信頼性の高いエレクトロン(Electron)ロケットと、成長を続ける宇宙システム部門を中心とした現在の事業は好調だ。過去12カ月の売上高成長率は45.8%という速さで、同社は直近の四半期を約22億ドル(約3568億円)という過去最高の受注残とともに締めくくった。これが、現時点で同社を前進させている原動力である。

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しかし、その先を見据えるとなると、話はまったく別の取り組み次第となる。すなわち、はるかに大型で再使用可能なニュートロン(Neutron)ロケットの開発を成功させられるかどうかだ。経営陣は、ニュートロンこそが長期的な財務の枠組みと、約50%以上という野心的な粗利益率目標を「解き放つ鍵」であると率直に語ってきた。現在の事業は強固な基盤ではある。とはいえ、同社はまだ黒字化を達成しておらず、営業利益率はマイナス33.2%にとどまる。投資判断の根拠全体が、複雑で失敗の許されない開発計画を乗り切れるかどうか、チームの力量にかかっているのである。

ロケット・ラボがポートフォリオにもたらすもの

ロケット・ラボは、ポートフォリオの中で独自の成長エンジンとして機能しうる。単なるS&P500へのレバレッジ的な賭けにとどまらないリターンをもたらしてくれるからだ。ただし、この株を保有するということは、市場の変動を増幅させる大きなボラティリティ(価格変動性)の源を組み込むことでもある。もっとも、歴史的には損失よりも利益を大きくとらえる傾向があった。ここで注視すべき最も重要な指標は、日々の株価ではなく、ニュートロン・ロケットの初飛行に向けた同社の進捗である。今日の成長物語が明日の収益性のある事業へと変わりうるかどうかを決めるのは、まさにこの出来事だからだ。

ここで、いったんロケット・ラボの話は脇に置こう。本題は、そもそもポートフォリオをどう組み立てるかという点にあるからだ。投資家の不意を突きかねないリスクとは、市場が下落したときにすべてが同じように反応する資産の寄せ集めを保有していることだ。その処方箋は、そうしたパターンから外れつつも、依然としてリターンを生み出す銘柄を選ぶことにある。この点で、私たちの相関ランキングは作業を簡単にしてくれる。S&P500の各銘柄が市場とどれだけ緩やかにしか相関しないかに基づいてランク付けされ、その1年リターンも併記されているため、本物のリターンを生みながら、ポートフォリオ内で市場の変動を和らげてくれる銘柄を見極められるのだ。そして、もしこの1銘柄だけでなく、航空宇宙・防衛セクター全体へのエクスポージャーに関心があるのなら、MISLのような航空宇宙・防衛ETFがその単一セクターをまるごとカバーしている。単一のセクターにとどまらず、市場全体にわたって品質を最優先した組み合わせを保つ──そこで役割を果たすのが、以下に示すポートフォリオである。

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各構成要素がどうかみ合うかを推測するのはやめよう

ある1銘柄のリスク特性は、あなたが保有する他のすべてとの関係においてのみ意味を持つ。ロケット・ラボが本当にポートフォリオを強化してくれるのか、それとも既存のリスクを増大させるだけなのかは、その隣にある資産次第である。そして、そうした相互作用をすべて手作業で評価するのは、大半の投資家が現実的にこなせる範囲を超えているのだ。

Trefis高品質(HQ)ポートフォリオは、そうした負担を軽減してくれる。前週に最も急騰した銘柄を追いかけるのではなく、保有銘柄が全体としてどう相互に作用するかに基づいて中核となる30銘柄を選び、その比率を決め、状況の変化に応じて調整していくからだ。このポートフォリオは、S&P500、S&Pミッドキャップ、ラッセル2000という3つの主要指数を統合したベンチマークを上回る成績を収めてきた。

forbes.com 原文) 

翻訳=酒匂寛

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