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Bloomua / Shutterstock



フェイスブックは11月5日、複数の店舗を運営する企業向けに、新たなローカルマーケティングのツールを二つリリースした。これにより、広告主は店舗ごとに異なる広告を配信できるようになり、各商圏の顧客属性を把握できるようになる。

一つ目のツールは、企業が自社のフェイスブックページに複数の店舗を登録している場合、店舗ごとに異なる広告コピーやリンク、CTA(コールトゥアクション)ボタンを設定することが可能だ。この「ローカル・アウェアネス・アド(local awareness ads)」を使うと、例えばレストランチェーンであれば、サンフランシスコのユーザーには「サンフランシスコでの夕食に当店をご利用ください」、ダラスのユーザーには「ダラスでの夕食に当店をご利用ください」といった具合に、地域に応じて表示する都市名を変えることができる。

「今すぐお電話を」や、「行き方を調べる」といったCTAボタンも、ユーザーの最寄りの店舗の情報を表示させることが可能だ。フェイスブックによると、この機能を利用するためには、5店舗以上の店を運営している必要があるという。

「このツールはチェーン展開をする店舗の広告キャンペーンの実施に役立ちます」と、フェイスブックのプロダクトマーケティング・ディレクターを務めるMatt Idemaは述べた。

二つ目のツールは、ページインサイト内に設けられた新しいタブで、広告主がターゲット顧客に合わせたマーケティング施策を実施し、リーチを高めるためのものだ。このタブには、曜日や時間ごとの歩行者通行量など、店舗周辺にいる人の情報が表示され、集客が一番多くなるタイミングを把握することができる。また、店舗周辺の人々の性別や年齢、地元在住か旅行者かといった属性データも表示される他、広告を見た人の割合まで把握することができる。

「広告主は地域に関連した広告を配信することで、これまで以上に大きな成果を上げることが可能になる」と前出のIdemaは話す。「フェイスブック広告を利用している企業にとっては、劇的な変化です」

今回取得が可能になる顧客属性データは、フェイスブックアプリで位置情報をオンにしているユーザーだけが対象となるが、個人の位置情報が広告主に開示されることはないという。また、データは匿名化されており、具体的な数値ではなくパーセントやトレンドとして表示される。

フェイスブックは、新しくなった“local awareness ads”をグローバル展開し、間もなく広告管理ツールの「パワーエディタ」上で利用できるようにするとしている。ページインサイト内の新しいタブについては、11月5日からアメリカ国内で提供がスタートし、今後数週間のうちに対象エリアを拡大するという。

文=キャスリーン・チャイコフスキー(Forbes)/ 翻訳編集=上田裕資

 

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