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2026.08.16 15:15

イーロン・マスク「魔法使いになって想像せよ」贈りたくなる言葉集 vol.4

Forbes JAPAN編集長編著『Forbes JAPANが選ぶ 未来をひらく言葉』から、Forbesが過去取材したビジネスリーダーたちの名言を紹介する。

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正解のない時代に「未来をひらく」仕事をなし得た彼ら・彼女たちは、自らの行動からどんな言葉を紡ぎ、何を導き出したのか。「名言こそ未来に伝えるべき共有物だ」をコンセプトに、リーダーたちの言葉をひもとき、われわれの「今日の行動」に転換すべく読み解くコラム。第4回の今回は、SpaceX CEO、Tesla CEO、X会長兼CTO、Neuralink共同創設者、PayPal共同創設者 イーロン・マスクの言葉を紹介する。


現代の魔法使いとして未来を創る

数百年遡ってみるだけで、今、当たり前だと思っていることが魔法みたいな時代だよね。遠くの人と話せたり、飛べたり、賢者みたいに膨大な量のデータにアクセスできたり。だからエンジニアリングは現代の魔法なんだ。僕は魔法使いにならずにはいられなかったんだ

──イーロン・マスク

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イーロン・マスクの豪邸に通い、彼の私生活に密着したのが2012年当時、米Forbes誌で車や時計の担当をしていたハンナ・エリオット記者だ。まず、イーロンの性格を表す証言を紹介しよう。

離婚した最初の妻の話。「並外れた成功をもたらした彼の特性は、私生活でもそのままでした。"妥協点”という存在を許さなかったのです」。次に妹のトスカの証言。子どもの頃から彼は友だちの話の「事実誤認」を見つけては訂正させる癖があった。友だちは距離を置き、「傲慢だ」と言って激しい暴力によってマスクを黙らせた。

Getty Images
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「兄は相手のためにしているつもりでしたが、残酷なまでに正直すぎて、相手を傷つけていたのです」。そのまま大人になったような気がするが、一方で母親はこう言う。「3人の子どもと歩いていると、イーロンがいなくなった時は決まって書店の床に座り込んで自分の世界に浸っていました。8歳か9歳の時に、ブリタニカ百科事典を読破して、中身をすべて覚えていました」。それがそのまま成長した結果、イーロン・マスクはこう言うのだ。「エンジニアリングは、すべての意図や目的にかけることのできる魔法なんだ。僕は現代の魔法使いにならずにはいられなかったんだ」。

60歳が見えてきた今も会社にテントを張り、徹夜作業を厭わない。誰もイーロンにはなれない。だが、妥協できない人間を探せば、イノベーションは起こせるのである。


Elon Musk◎SpaceX CEO、Tesla CEO、X会長兼CTO、Neuralink共同創設者、PayPal共同創設者。1971年、南アフリカ共和国で生まれ、10代でカナダに渡る。インターネット上の情報サイトを弟と立ち上げたのち、99年にオンライン金融サービスの電子メール決済の会社であるX.comを共同設立。同社と合併したPayPalの売却で得た約200億円を手にTeslaに出資、同社の大株主となりCEOに就任。

『Forbes JAPANが選ぶ 未来をひらく言葉』(藤吉雅春編著、だいわ文庫)
Forbes JAPANが選ぶ 未来をひらく言葉』(藤吉雅春編著、だいわ文庫)

連載

Forbes JAPANの贈りたくなる言葉集

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