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AI

2026.07.05 09:00

新興5社へ4800億円超、AIの次なる主戦場「世界モデル」にVCが資金を投じる理由

Josipa Majic Predin

創業者は、自動運転や研究室など出身別の陣営に分かれる

創業者は、識別可能ないくつかの陣営に分かれている。自動運転の出身者からはOdysseyが生まれた。同社CEOのオリバー・キャメロンはGM傘下のCruiseで製品部門を率い、CTOのジェフ・ホークは英国の研究所Wayveでエンジニアリングを担当した。そのWayve自体も2月に12億ドル(約1932億円)を調達している

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アカデミックラボ出身組からは、スタンフォードとGoogleを出自とするWorld Labs、そしてMetaの前チーフAIサイエンティストの系譜を引くAMIが誕生した。

OpenAIの周辺は資金という形で現れる。共同創業者のアンドレイ・カルパシーが元ディズニーCEOのマイケル・アイズナーとともにDecartにエンジェル投資している。Decartの創業者はイスラエル軍情報部のUnit 8200部隊出身で、General Intuitionは消費者向けゲームプラットフォームから成長した。

エヌビディアがほぼ全社に出資、アマゾンが自社開発チップで対抗

ほぼすべての企業の株主構成に登場する名がある。エヌビディアだ。同社は2026年にAI関連のエクイティ投資として400億ドル(約6.44兆円)以上を投じており、長期のGPU購入契約と引き換えに出資するケースが多い。World Labs、AMI、Decart、Odysseyのいずれにも出資している。

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これに対してアマゾンは、自社開発のTrainiumチップで対抗している。OdysseyとDecartを顧客として取り込み、両社をAWSに結びつけている。

評価額が実態を先回りする中、現実で通用する世界だけが残る

懐疑的な見方にも理由がある。AMIのアレクサンドル・ルブランCEOは、6カ月以内にあらゆる企業が資金調達のために自社を世界モデルと名乗るようになると予測した。そして評価額は、実際に出荷された製品や開示された売上をはるかに先回りしている。

正直な評価基準は、シミュレーションと現実の相関だ。すなわち、生成された世界の内部で訓練されたポリシーが、現実の物理世界でも通用するかどうかである。創業者にとって、このカテゴリーは先に触れたリーの線引きに沿って選別される。レンダラーはすぐにコモディティ化する視覚的な洗練度で競う。幾何学的な整合性を保つシミュレーターは、ロボティクスやエージェントの訓練基盤となる。

投資家にとって、2026年を通じた試金石は単純だ。レンダラーが描く世界がどれほど美しく見えるかではなく、AIエージェントを実際にその中で動かしても物理的に破綻しないのはどの世界か。それを見極めればいい。

forbes.com 原文

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