モノを買うとき、それを手放す日のことまで考える人がどれだけいるだろうか。気に入ったものを長く手元に置くという所有の前提が、リユースを日常的に使いこなす人たちの間ではすでに書き換えられているようだ。
リユース事業を全国に展開するコメ兵が、日常的にリユースを活用する全国の男女を対象に実施した調査から、その答えが見えてきた。
買う前から売却が視野に
モノを購入するときに再販のしやすさを意識すると答えた人は、全体の59.2%にのぼった。なかでも20代では83.9%と突出しており、リユースショップやフリマアプリが身近な環境で育ったこの世代を、調査では「リユースネイティブ」と呼んでいる。彼らにとってリセールは購入後の選択肢ではなく、買い物の段階からすでに織り込まれているものだ。

意識される対象には偏りがある。どんなモノを買うときにリセールを考えるかを聞くと、「ファッション小物」が52.1%で最も多く、「洋服」(40.8%)、「腕時計」(38.5%)、「ブランドバッグ」(38.1%)が続いた。20代ではファッション小物が60.6%とさらに高く、値が落ちにくく次の買い手が見つかりやすいアイテムほど選ばれやすい傾向が強く出ている。

その意識は高額品にとどまらず、リセールを意識し始める金額帯として最も多かったのは「1万円から3万円未満」(28.3%)、次は5000円〜1万円(20.8%)だった。




