1年以内に手放し価値を保つ
売ることを前提に選んだモノは、短い周期で次へ渡っていく。売る前提で買うのが当たり前のジャンルがあると答えた人は全体で71.7%にのぼり、20代では84.0%に達した。
購入から売却までの期間を聞くと、6か月~1年が47.9%で最多。年代別に見ると20代の76%が1年以内に手放していると答え、必要な短期間だけ持って次の人へつなぐという感覚が定着していることがわかる。

短期間で手放すからこそ、価値を保つ工夫も欠かせない。再販のしやすさを保つために「定期的にケア・メンテナンスを行う」と答えた人は全体で54.3%、20代では68.1%にのぼった。

買い方も同様で、「定番カラー・デザインの品」(45.7%)や「ブランド力」(43.8%)を重視して選ぶ傾向が強い。長く持ち続けるためではなく、きれいなまま次へつなぐための選択と手入れだ。
それでも愛着は手放さない
合理的な計算だけが動機ではない。欲しいモノをレンタルするか購入するかで迷った末に購入を選んだ経験がある人は全体で60.7%、20代では83.0%にのぼる。その理由として全世代で最も多かったのは「自分のものとして愛用したいから」(58.8%)で、売却を前提にしながらも所有への愛着は根強い。

さらにボーナスや臨時収入で高額なモノを買う際にリセールを意識すると答えた人は全体で73.9%、20代では91.1%に達し、65.2%が実際に売却した経験を持つ。

買って愛でて、手放すという流れを当たり前のこととする「リユースネイティブ」。彼らの消費スタイルが、これからの時代の標準になっていくのかもしれない。
【調査概要】
調査対象:日常的にリユースを活用する全国の20歳以上の男女448人
調査期間:2026年5月22日〜6月6日
調査方法:インターネット調査


