お風呂でシャンプーをするとき、みなさんは頭を前傾させた「うつむき姿勢」になっていないだろうか。じつはこれ、毎日続けていると顔がたるんで見た目の印象が悪くなることが判明した。
ヘアケア商品の開発販売などを行うアンファーは、20〜60代の男女300人を対象にシャンプー時の姿勢や習慣に関する調査を実施したが、それによると、男性の57.3パーセント、女性の50パーセントがうつむき姿勢でシャンプーをしていることがわかった。年齢を重ねるごとに、うつむき派が増える。

理由は、うつむき姿勢のほうがシャンプーが顔にかからない、子どものころからの習慣などいろいろだが、とくに高かったのが椅子に座ってシャンプーする人のうつむき率だ。椅子に座ってシャンプーする人は54.3パーセントで、そのうちうつむき姿勢で頭を洗う人が61.3パーセント。言われてみれば、お風呂屋さんで周囲を見回すと、ほぼ全員がその格好でシャンプーをしている。
アンファーの調べでは、45度の前傾姿勢で3分間シャンプーをすると、1回あたり約106グラムの負荷が顔の頬にかかるという。わずかなようだが、1年間、毎日この姿勢でシャンプーを続けると、累計で40キログラムにもなる。ボウリングのボールなら約6個分、小学校1年生の児童2人分の重量が両方の頬を引っ張るのと同じ計算になる。

顔がたるむ原因は、皮膚の老化のほかにも、皮下脂肪、筋肉、皮下組織の変化があると、本調査の監修者である
HISAKOLAB代表取締役、医学博士で美筋研究家の高見寿子氏は説明する。表情筋は、スマス筋膜(SMAS)によって皮膚に直接つながっている。うつむきシャンプーを続けると、頬にかかる重量でSMASがたわみ、表情が垂れ下がってしまうというのだ。
そこで、SMASをケアするよう上向きシャンプーを実行することで、顔のリフトアップが期待できるというわけだ。高見先生は、SMASケアを意識した手を使ったシャンプーの方法を図解しているので、参考にするといいだろう。




