【重要】会員機能一時停止とサイトメンテナンスのお知らせ

マーケティング

2026.07.14 13:30

世界で認められた最強マーケター、マイクロソフト沼本健氏に学ぶマーケターの条件

左から:デルタ航空CMOのアリシア・ティルマン、マイクロソフト エグゼクティブ・バイスプレジデント兼 CMOの沼本健、ロレアルグループ最高デジタル・マーケティング責任者のアスミタ・ドゥバイ、ニューバランス グローバルブランドプレジデント 兼CMOのクリス・デイビス。

Forbes JAPANでは、国内でもマーケティングの新たな潮流を追いかけるべく日本版「CMOリスト」を実施予定だ。本特集で扱ってきたように日本企業のマーケティング組織が変革を迫られるなか、ブランドやビジネスに際立った影響力をもつマーケターが今こそ求められている。

advertisement

2025年の殿堂入りCMO 6人

米フォーブス「世界で最も影響力のあるCMO」殿堂入りのリストは、2022年に創設された。22年以降に上記リストに5回掲載された、または今後掲載されると見込まれるチーフマーケターを称えるために設けられたものだ。25年に殿堂入りしたのは、以下の6人。彼らのなかには、何社かの経験を経て、マーケティングの「プロ」としてその才能を請われ、新たな企業でもその能力を発揮する者(JPモルガン・チェースのカーラ・ハッサン、ウォルマートのウィリアム・ホワイトら)もいれば、創業当時からコアメンバーとして活躍し、20年以上も在籍しながら、企業の価値の向上に貢献し続ける者もいる(アップルのグレッグ・ジョスウィアク、メタのアレックス・シュルツら)。いずれにせよ、彼らは自らのブランドとコミュニティへの深い理解と、力強く革新的なキャンペーンにより、各業界に大きな影響を与えている。

エンリコ・ガッリエラ▶︎フェラーリ chief Marketing & Commercial Officer
長年世界で認知され、憧れられるブランドのマーケティング、商業戦略を統括。価格だけに留まらないブランドの圧倒的な希少性と、同社が「フェラリスティ」と呼ぶコミュニティの強い帰属意識のバランスを維持しながら、卓越した成長を実現。10年4月から現職。

カーラ・ハッサン▶︎JPモルガン・チェース CMO
ペプシコ、トイザらス、シティなどでCMOを歴任し、21年より現職。JPモルガン・チェースは総資産3.9兆ドルを誇る金融サービス会社であり、時価総額で世界最大。また、世界最大の広告主のひとつでもある。ブランドを差別化する力強いキャンペーンを展開。

グレッグ・ジョスウィアク▶︎アップル Senior Vice President of Worldwide Marketing
1986年からアップルに在籍。世界中で20億台以上のアップルデバイスが稼働するなか、新製品発表にとどまらず、同社のマーケティングは文化と会話を形成・影響し続けるという歴史的使命を継続。ジョスウィアクはその中心的役割を果たす。

アレックス・シュルツ▶︎メタ CMO and VP of Analytics
IPO前の07年に入社(当時はフェイスブック)し、在籍20年近くで同社における製品とダイレクトレスポンスマーケティングの統合を先駆け、21年のMetaへのリブランディングも手がける。アクティブユーザー数が約35億人に達する巨大テック企業で広範な職責を担う。

アリシア・ティルマン▶︎デルタ CMO
デルタは機材規模、時価総額ともに業界最大手の航空会社。価格、利便性、リワードで購買が左右されがちなこのカテゴリーで、消費者体験ブランドへの転換で成長とロイヤルティの向上を図る。フィンテック企業Capitolisより移籍し23年から現職。

ウィリアム・ホワイト▶︎ウォルマート CMO
フルファネル(認知から購入、リピートに至るまでの購買プロセス全体)とコンテンツ組み込み型小売体験のパイオニアのひとり。小売業界の巨人のマーケティングを率い、需要創出、顧客ロイヤルティの構築、デジタルファーストのブランド強化に注力。20年より現職。

advertisement

文=セス・マトリンズ イラスト=オリアナ・フェンウィック 翻訳・編集=フォーブス ジャパン編集部

2026年8月号発売中

最新号の購入はこちらから

2026年8月号発売中

最新号の購入はこちらから

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事