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経営・戦略

2026.06.30 09:00

コムキャスト分社化発表で株価26%急騰 メディアとテックを分離

Cheng Xin/Getty Images

Cheng Xin/Getty Images

コムキャストは米国時間6月29日、NBCユニバーサルとスカイを対象とした非課税のスピンオフを実施し、同社のメディア部門とテクノロジー部門を分離する計画を発表した。この動きを受けて、同社の株価は時間外取引で急騰した。

公式発表によると、分社化後のテクノロジー部門とメディア部門は2つの「独立した上場企業」として運営される。

コムキャストの既存株主には新会社2社の株式が割り当てられ、このスピンオフ(分社化)は今後1年以内に完了する見込みだ。

発表によると、今回の分社化の目的は「特定の分野に注力する2つの業界リーダー」を生み出し、「急速に変化する市場」に対応するためとされている。

新会社のNBCユニバーサルには、ユニバーサルの映画・テレビスタジオ、およびそのテーマパーク事業、テレビ局のNBCとテレムンド、動画配信サービスのピーコック、そして欧州メディア企業のスカイなどの資産が含まれる。

29日早朝の時間外取引で、コムキャストの株価は26日(前週金曜日)の終値から約26%高の29.23ドルまで急騰した。この時間外取引での急騰により、今年初めから続いていた株価の低迷はほぼ帳消しとなった。同社は昨年、パラマウントやネットフリックスと同じくワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収にも手を挙げていた。

コムキャストは分社化後、少なくとも1年間は、NBCユニバーサル株の「最大19.9%の議決権(または持分)」を維持する見通しだ。NBCユニバーサルはコムキャストと同様に2種類の株式を発行する。コムキャストは分社化後の保有株について、時間をかけて「税効率の高い方法」で現金化する計画だという。

コムキャストは約半年前に同社のケーブルテレビ部門を分社化して新会社「ヴァーサント・メディア」を設立したばかりだ。ヴァーサントの分社化計画は2024年末に初めて発表され、昨年に取締役会で正式に承認された。今年初めに営業を開始したヴァーサントは現在、CNBC、USAネットワーク、MS NOW(旧MSNBC)、Syfyなどのケーブルテレビ局を所有・運営している。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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