Forbes JAPAN 編集部

藤吉 雅春

フォーブスジャパン 副編集長/シニア・ライターㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

著書『福井モデル 未来は地方から始まる』(文藝春秋)が、amazon社会・政治分野で最高位2位、2015年の新潮ドキュメント賞最終候補作に。また、2016年に韓国でベストセラーとなった。映画『僕だけがいない街』で取材協力も。

  • この世界からお金のストレスを消す! 「マネーフォワード」辻 庸介

    個人向け家計簿アプリの利用者は400万人を超え、事業会社や地銀との連携も進む。フィンテックの雄、辻庸介の理想とは。マネーフォワードはフィンテックの旗手として知られるが、フィンテックという一言ではこの会社の本質を語りきれないだろう。辻庸介と話していると、こんな話になったからだ。「子供を産まない」「結婚 ...

  • ハーバードの教科書になった日本人 「アストロスケール」岡田光信

    世界各地で事業者が小型衛星を打ち上げる「コンステレーションの時代」。世界が黙殺してきた「宇宙ゴミ(スペースデブリ)」の解決への道筋とは。2016年3月、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の大講堂で講義を聴いていた学生たちが、隣の席から回ってくるテキストにサインをしては、バケツリレーのように回し ...

  • サカナクションが語る「未来を切り開く、音の可能性」

    11月某日、都内でフォーブス ジャパン2月号の表紙撮影が行われた。そこに集まったのは、人類初の“月面レース”に参戦するチーム「HAKUTO」の袴田武史代表、それを支援するKDDIの田中孝司社長、そして、人気バンド、サカナクションの山口一郎の3人。その撮影の合間に、山口は「実は ...

  • FIを「NTTの技術」のショーケースに/庄司哲也社長

    7月、F1のマクラーレン・ホンダとNTTコミュニケーションズはテクノロジー・パートナーシップ契約を締結した。左の写真は、ロンドン郊外のマクラーレン本社で社長の庄司哲也を撮影したものだ。ーーと言っても、F1に興味がない人にとっては気にも留まらぬニュースかもしれない。しかし、ニュースの核心は、むしろサー ...

  • メルカリついに殿堂入り!「日本の起業家ランキング」3年連続トップの秘密

    「日本の起業家ランキング」を開始した2014年から、メルカリは独走の三連覇を達成した。日本唯一のユニコーン企業といわれるメルカリの勝因は緻密な計画と社会への洞察にあった。1位emoji、2位ポケモンGO、3位メルカリ。2016年7月、アメリカのiPhone向け無料アプリのダウンロードランキングで、メ ...

  • 最大ではなく、最良を求め続ける終わりなき旅/第一生命保険・渡邉光一郎社長

    日本企業が堂々と世界で成長できるということを、我々は立証したいー。顧客のニーズに即応できる「運動体」のような組織づくりに、新しい経営モデルがあった。(前編はこちら)第一生命は日本で最初の相互会社であり、創業者の矢野恒太が「日本の生命保険業界の揺るぎない規範」にすべく、1902年に誕生したものだ。矢野 ...

  • 仕事も経営も矛盾に満ちている/第一生命保険・渡邉光一郎社長

    「1997年から98年頃、会社でどんな仕事をしていましたか?」そう質問すると、ツボに刺さる経営者は多い。社長たちが30代から40代のサラリーマンだった頃、業種によって多少の時間差はあれ、難しい局面に立たされた時期が97年前後だからだ。第一生命の渡邉光一郎はテーブルの上で80ページ近い資料の束を開くと ...

  • 「なぜクマは人を襲うようになったのか?」 追跡28年の熊仙人に聞く

    栃木県に「熊仙人」と呼ばれる白い髭の男がいる。クマの生態を観察し続けて28年。日光市在住の横田博(68)だ。今年、クマが人間を襲う事件が相次ぐことについて、横田は栃木訛りでこう言う。「なぜクマが人を襲うようになったのかを探るのではなくってさ、今までなぜ人を襲わなかったのか。クマにブレーキをかけていた ...

  • 口先だけか! 国連の担当者が初めて語る、北朝鮮制裁の意外な舞台裏

    北朝鮮報道には大きく抜け落ちているものがある。過去に国連安保理による制裁が決議されているのに、なぜ9月9日の5回目の核実験に至るまで、北朝鮮は計画通りに核開発とミサイル実験を進められたのだろうか。制裁がどのように行われ、どんな人や組織が摘発されたのか、その実態については、何の検証も報じられていない。 ...

  • 国連の日本人ナンバー2が語る、「世界の不条理」に私が教わったこと

    「彼女は失敗を肥やしにできる力があり、経験から交渉術に磨きをかけている」ミスター国連こと明石康がそう評するのが、かつての部下、中満泉だ。国連の危機対応局長には、日本の若い女性たちからメールが届く。「一度、お会いしたい」「お話をお伺いしたい」局長室はニューヨークの国連本部ビルの真向かいにあり、その椅子 ...

  • 「したたかじゃない女性なんていない」小池百合子、へたれ男たちとの勝負史24年

    「やっぱり勝負しないとイヤなんです」小池百合子からそんな言葉を聞いたのは、11年前のことだ。郵政民営化をかけた2005年の選挙で、「刺客第一号」として圧勝してから11年。今度は都知事選で次点に100万票以上の大差をつけた。勝因は何だろうか。政界進出して24年。その間繰り返してきた彼女の勝負の歴史に、 ...

  • 「僕がバスキアの絵を62.4億円で買った理由」ZOZOTOWN前澤友作

    5月10日、NYで開催されたクリスティーズイブニングオークションセール「Post War & Contemporary Art Evening Sale」で、バスキアの作品を約62.4億円で落札したZOZOTOWN運営会社代表の前澤友作。前サザビーズジャパン社長の石坂泰章とともに、その日を振 ...

  • 石黒浩教授が語る「アンドロイドが、人の心を揺さぶる理由」

    人はなぜロボットとコミュニケーションを取りたがるのか。ロボットの存在でわかる人間の本質とは何か--。「人間と機械の境界線はますます曖昧になる」と、大阪大学大学院の石黒浩教授は言う。彼はこう問う。「取材に来る多くの人はロボットに危機感を抱いているのですが、なぜロボットと人間を比べるのですか?では、人間 ...

  • 「嘘に騙されるロボット」とは!? 法務省の再犯防止プロジェクト

    ロボットが、ダークサイドに堕ちた人間を更生させていく。SF映画のように犯罪者を管理下に置く話ではない。ロボットが犯罪者に寄り添い、再犯防止を目指す「更生ロボット」。法務省保護局の官僚が発案した意外なプロジェクトである。ロボットが私たち人間の心理を変化させることなどありえるのか? そう思われるかもしれ ...

  • コマツ、SBプレイヤーズ 課題山積の地方を救う「大企業」の知恵

    いい商品をつくるプロダクト・アウトから、課題があるところに入って解決するマーケット・インへ「付加価値のあるいい商品づくりや差別化を図ることがビジネスの基本でしたが、いまではベンチャー企業も大手企業も、地域の困りごとを把握して、それを解決するビジネスが主流になっています。その方がマーケットとして確実だ ...

  • 副編集長コラム「バカバカしいこと」に一生懸命になれますか

    国立競技場、ホテルオークラ……。思い出はゴミにせずに売り物に。新国立競技場が「税金の無駄遣いだ!」と批判の集中砲火を浴びる直前まで、「国立競技場」が大人気になっていた話をご存知だろうか? 米村修治はチケット販売会社「ぴあ」に勤務しているため、競技場とは深い縁があった。「1 ...

  • 日常に「宝の山」は眠る 京都府・与謝野町の挑戦

    人口2万3,000人、「地方のどこにでもある風景」ー。京都・与謝野町の人々の挑戦に見る、地方の可能性とは。まずは、田舎町にやって来た二人の話を紹介したい。舞台は京都府与謝野町。「京都市内の人から、『同じ京都と名乗らんといてくれ』と言われます」と、地元の人が自虐気味に言うように、京都といっても日本海側 ...

  • 渋谷の再開発をリードする東急不動産の挑戦

    過去に答えを求めるな「アジアの人も欧米の人も、あそこで写真を撮りたがるんですよね」東急不動産ホールディングスの社長・大隈郁仁が指すのは、渋谷のスクランブル交差点だ。渋谷の魅力を大隈は「猥雑さ」と言い、それが凝縮されたのが交差点。猥雑さの受け皿として、東急不動産は「広域渋谷圏」と名付けて再開発を進める ...

  • 3Kと呼ばれた現場を「最先端」に、難題に挑むコマツの挑戦

    コマツにテレビや新聞の取材が相次いでいる。3Kと呼ばれる土木建設の現場。そこに、建設機械を供給するメーカーが脚光を浴びる理由は、日本が抱えた難題を「解決する切り札」と見られているからだ。集中豪雨、人手不足、地方の衰退。こうした壮大なテーマに最初から立ち向かおうとしていたわけではない。大橋徹二は201 ...

  • 超簡単な健康法の「暗黙知」とは何か?

    「暗黙知」と「形式知」。経営論で語られるこのキーワードにこそ、「究極の健康」を追求するヒントがあるという。言葉では伝えられない健康とは―。言葉にできない「知」をご存じだろうか?ブダペスト生まれの医学博士で社会学者でもあるマイケル・ポランニーは、言語化されない「知」を「暗黙知」という概念で提唱した。そ ...