両社が立ち上げたジョイントベンチャーに、CGホスピタリティは125億ルピー(約230億円)以上を投資し、ニッチな冒険と野生動物とのふれあいを楽しむEkyam(エーカム)と呼ばれるプラットフォームの下で11のホテルを建設すると述べている。同社のマネージングディレクターでグループ創業者の息子であるラフル・チャウダリは、来年、このプラットフォームの下に14の新しいホテルがオープンする予定だと発表した。
これらのホテルが完成すれば、Ekyamはドバイやインド、モルディブ、ネパール、スリランカの既存のタージ・リゾーツを含む25のロケーションに合計2500室を持つことになる。
2013年にネパール人として初めてフォーブスの世界長者番付に掲載されたチャウダリは、声明の中で、「この事業拡大は、インドのホスピタリティ業界を代表するインディアン・ホテルズの100年以上にわたる歴史に対する信頼と信用をさらに強固にする」と述べている。
両社の提携は、今から20年以上前にCGホスピタリティがモルディブやコロンボのタージ・リゾーツに出資したときに始まり、今ではドバイやインド、ネパールを含む5カ国に広がっている。
CGホスピタリティは、インドの「ファーン・ホテルズ」やスリランカの「ジェットウィング・ホテルズ&セイロン・ホテルズ・グループ」、ケニアの「フェアモント・ホテルズ」などのホテルブランドを所有している。また、同社のポートフォリオには、マニラの南のバタンガス州にあるウェルネスリゾートのザ・ファームを含む12カ国の178のホテルが含まれている。
チャウダリーは未上場のCGコーポレーション・グローバルの支配株主であり、ネパールのナビル銀行と、人気のインスタントヌードル「ワイワイヌードル」のメーカーのCGフーズの株式も保有している。彼は2026年までにいくつかの会社を上場させる予定という。
(forbes.com 原文)