サービス

2024.03.31 13:00

Airbnbの部屋や自宅で「隠しカメラ」を見つける無料アプリ

安井克至
2507
繰り返しになるが、これらの検知アプリは100%信頼できるものではない。悪しき心を持った賃貸物件のオーナーが、隠しカメラの映像を収集するために、携帯電話ネットワークといった他の手段を使う可能性もある。しかしこうしたアプリは、自分が存在を知らなかったカメラを見つけるのに役立つ可能性はある。

Airbnbの新しい防犯カメラ規則

Airbnbで借りた物件が提供するネットワーク上で発見したカメラについて、オーナーと対立したり、Airbnbに報告したりする前に、新しいルールを十分に理解しておくことが重要だ。

例えば、禁止が適用されるのは屋内カメラのみだ。オーナーが屋外カメラやテレビドアホンを設置することは今後も認められる。ただしAirbnbの声明によれば「ホストには、ゲストが予約する前に、屋外カメラの存在と、その大まかな位置を開示することが義務づけられる」とのことだ。

「これらのカメラ(屋外カメラなど)で、リストに掲載された物件内の屋内スペースを監視することは禁止される。密閉された屋外シャワー室やサウナのように、プライバシー保護がより期待される特定の屋外エリアでも、使用は認められない」とされている。

デシベルモニターの使用は、Airbnbのルールでは禁止事項になっているが、ゲストが騒いだりパーティーを開いたりしていないか確認するためなら許可されている。Airbnbによると、このようなモニターは「音や会話を録音したり送信したりすることはできず、リストに掲載された物件の共有スペースでのみ許可される」とのことだ。

改定されたポリシーは、4月30日から適用となる。それ以前にAirbnbの物件を貸し出す場合については、予約前にリスティングページで開示することを条件に、共有エリアでの室内カメラは引き続き許可されている。

forbes.com 原文

翻訳=藤原聡美/ガリレオ

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事