社史をもっとおもしろく 会社の歴史をボードゲームに

プレスリリースより

会社の歴史「沿革」は、社史として書籍化するのが普通だが、まあ、あまり読みたいと思わない。そこで、沿革をボードゲームにして、遊びながら会社の歴史や企業理念を知ろうという「沿革ゲーム」の制作サービスが登場した。

ゲームとインストラクショナルデザインを活用した研修プログラムの開発提供などを行うサーカスは、企業の歴史をもとに、オリジナルのボードゲームを制作するサービスを開始した。まずは企業に関する話を聞き取り、それをもとに沿革、企業文化、理念などを反映したゲーム内イベントを設定。企業のイメージに合ったゴールのイラストを組み入れ、企業のロゴ入りパッケージに収めてくれる。

料金は、ヒアリング、イベント作成、マス色変更、ゴールイラスト、パッケージロゴがセットになった基本料金が25万円。これに、ゲーム1セットごとに480円からの製造費がかかる。デザインやルールなどの変更も有料で行えるほか、20万円プラス月額3000円でオンライン版も作れる。

社史の編纂と比較して、情報量は少ないものの、制作費用は格段に安く、エンゲージメント、アクセシビリティー、活用場面は優れているとサーカスは話している。企業理念や目標を社員と共有するために、新入社員の研修に、また記念品や営業ツールとしても活用できるとのことだ。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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