起業家

2023.12.18 14:30

「闘う料理人」こめおも出演。朝倉未来とヒカルの起業リアリティショー、新シーズンへ

田中友梨
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ルールの大きな変更点としては、今回は最初に各チームを株式会社化してしまいます。そのことによって、社長の責任や支える側の責任が大きくなり、リアリティが増すことでトラブルもより盛大になると思われます。また、VCや投資家の方々にも最終デモデイには参加していただくので、初期投資が1億円かかるビジネスでも成立できるようにしたいと考えています。

——人気番組のフォーマットを活かして、起業でなく「事業進行」に焦点を当てたNECパーソナルコンピュータとのスピンオフシリーズも制作中なのですよね。

国内PCのシェアナンバーワンながら、Z世代へのコミュニケーションに課題があったPCブランド「NEC LAVIE」(NECパーソナルコンピュータ)さんと、起業でなく「事業進行」に焦点を当てたリアリティショーをつくりました。

Nontitleで新製品を開発しそれが全国の家電量販で購入できるようになれば、「あの子たちが頑張ってつくったPCだ」と視聴者の感情を高められるはず。PCの開発は企画段階からリリースまでに1年以上かかるので、本当に実現できるかは未知数ながら撮影に挑んでいますが、2024年の夏頃には公開できそうです。

——今後の展望は。

これまでは年に1度のペースでしたが、半年に1回ぐらいのペースで配信していければと考えています。その間に年間1~2本のスピンオフシリーズも配信していきます。常にNontitleチャンネルで何か動いている状態が理想です。

Nontilteはシーズン1〜3までで延べ数千万人が見てくれるコンテンツ。それだけ興味を持って見てくれる視聴者がいれば、派生ビジネスの可能性も広がります。リアリティショーに出るわけではなくても、「私も起業してみたい」と野心を持っている方々のモチベーションを底上げするようなカンファレンスやオンラインサロンなど、実際に学べる場も提供できたらと考えています。

最終的にはNontitleはコンテンツとしてIPになるのが理想ですね。そうすれば、MCやキャストが変わってもコンテンツは成立し続ける。そういったチャレンジもしていきたいです。

文=堤美佳子 編集=田中友梨 撮影=山田大輔

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