部下を狂わせかねない「上司の悪しき行動」10選

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年が明けた。順風満帆であれば、この一年、仕事や自分の人生において新たに何を成し遂げたいかについて、考えていることだろう。

もしあなたが他人を管理する立場にあれば、今年、去年よりも良いマネージャーになるにはどうしたらいいか? と問うてみる絶好の機会だ。

自分の下で働く人々の立場になって考えてみてほしい。チームメンバーは、今年あなたは何を改善できると言うだろうか?

多くのマネジャーがやっている、従業員をイラつかせる10のことを紹介しよう。

1. ある従業員に課題を与えたのに、それを忘れて他の人に同じ課題をやらせる。これは二重にイライラするミスである。一人目の従業員の時間とエネルギーが無駄になる上に、マネジャーの忘れっぽさが「私はあなた(一人目の従業員)のことを真剣に考えていない」というメッセージを送ってしまうからだ。

必要なら、チームの一人ひとりに何を話したかを覚えておくためにメモをとることだ! このようなミスを犯してしまった場合は、深く謝罪し、二度とこのようなことが起きないようにシステムを構築しよう。

2. 他の従業員の前で、ある従業員を批判する。これはマネジャーができる最もタチの悪いことのひとつだ。「ジョアンについてサリーと話し合いをしなければならなかった。サリーに、ジョアンが会計システムを学ぶのを手伝って欲しかったからだ。」などと言い訳をするマネジャーが時々いる。

それはナンセンスである。サリーにジョアンを助けてもらいたいのなら、そうしてもらえばいいだけだ──途中でジョアンの欠点についてわめいたりせずに。

3. チームメンバーが費やした莫大な時間、エネルギー、頭脳を無視し、何の影響もないような小さなミスをあげつらう。部署のピンチを救うために3日連続で残業をさせた翌日に、プレゼンのスライドの順番が間違っていたからといって、その従業員をいびるようなことがないように気をつけよう。

従業員の失敗で恥をかいたのなら、それは教訓だ。チームメンバーに多くを求めすぎているのである。それは彼らのミスではなく、あなたのミスだ。

4. 社員が仕事をするために必要な情報を隠している。従業員は全体像を知らない方がいいと考えるマネージャーもいるが、ほとんどの従業員はそう思わないだろう。不必要な情報に溺れていないかどうか、従業員に申告する機会を与えてあげよう。もし従業員が全容(なぜこのプロジェクトが重要なのか、他に誰が関わっているのかなど)を知りたがっているなら、教えてあげよう!
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